ギリアド社が効能ばかりを発表して、副作用報告をしっかりしないまま、新コロナ対策に薬剤しか手立てを持たなかったトランプ大統領が飛びついた「レムデシビル」、FDAに承認させ、日本はそのまま5月7日にほとんど審査にしに3日間で特例承認した。

日本では安倍首相が太鼓判を押した「アビガン」の(新コロナ感染症に対する)の臨床で、厚労省が忖度して効果報告をせず、承認を担当する医系技官トップの鈴木康裕医務技監の首を7月末、切った政府・厚労相でもある。
「アビガン」は試験投与の富山市民病院での躓きが響き、最初から臨床者たちが構えることになった。

一方、「レムデシビル」は肝機能や腎機能に副作用があることは知られているが、日本では5月7日に緊急特例承認され、投与が開始されているものの、副作用報告や発表がなされていない。
臨床中の「アビガン」とは異なり、承認された薬剤であり、当然、副作用報告がなされていても不思議ではないのだが・・・。
いつもの、国民には知らせないという隠蔽体質なのでろうか。

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韓国では、
「レムデシビル」は7月1日に特例承認されている。
その後、新型コロナウイルスの治療に効果があるとされる「レムデシビル」を投与された重症患者106人のうち、4人に異常反応があったことがわかったと報道されている。
中央防疫対策本部は8月4日、「レムデシビルが投与された106人の健康状況をみたところ、異常反応が4件報告されている」と明らかにした。
異常反応には、肝臓の数値が上昇したこと、皮膚に蕁麻疹、発疹が出たこと、心臓の心室が早期に収縮したことが報告されている。

中央防疫対策本部は「レムデシビルの投与対象である重症患者のほとんどが、高齢者で、基礎疾患を患っているハイリスクグループであるケースが多い」と説明し、「レムデシビルの効果については、現在、臨床の専門家らと検討している」と話した。

「レムデシビル」は、米ギリアド・サイエンシズ社がエボラ出血熱の治療薬として開発した薬で、エボラではまったく効果は生じなかった。新コロナウイルス感染症では、治療効果があったことが確認されており、韓国政府は、国内で使用が認めらていない医薬品を「特例承認輸入」とし、7月1日から重症患者への投与を始めた。

なお、日本では「レムデシビル」(薬事申請名:ベルクリー点滴静注液・同点滴静注用)について、厚労省のほか、法令に基づき医療機関に報告義務がある副作用報告でも発表されていない。
厚労省傘下の独立行政法人・医薬品医療機器総合機構の「副作用が疑われる奨励報告に関する情報」1279例に「レムデシビル」別名「ベルクリー点滴静注液」は収載されていない。
ただし収載されているのは今年3月まで分で、同機構はその後の副作用報告は順次掲載していくとしているもの。
日本の医療行政機関では、政府特例承認から忖度やドンタクにより副作用がないことにしているのだろうか。当局は報告しない御託を捏造中なのかもしれない。