令和6年3月13日分の破産・倒産情報、破産・小口倒産一覧を掲載します。
新型コロナウイルス禍の影響が続く中、フィットネスクラブの倒産が増加。2023年度の倒産件数は28件で、これは1998年以降で最も多い数字。市場は健康志向の高まりで拡大しているものの、業績不振によるクラブの淘汰が進んでいる。利用者数はコロナ禍で一時減少したが、回復傾向にあった。しかし、フィットネスクラブの経営は二極化しており、大手クラブと地場の安価なクラブの競争が激しくなっている。倒産したクラブの多くは資本金1億円未満の個人企業や小規模事業者であり、無謀な先行投資が負担になったとみられている。さらに、光熱費や人件費、設備代などのコスト上昇も倒産の要因となっている。