アイコン 追報:(株)ボナック/破産手続き開始決定 <福岡> 長大とコロナ薬を共同開発


続報。「(株)ボナック」は(福岡県久留米市合川町1488番地4、代表、林宏剛)に所在している企業です。

 

同社は核酸原薬製造で、令和6年(2024年)2月21日に福岡地裁久留米支部にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)

負債総額は約15億円。

ボナック社は久留米リサーチパークにあり、自社開発の「核酸医薬」技術を用いて、新コロナ治療薬開発を東京医科大や長崎大学などと共同開発に当たっていた。当共同研究開発には、国から3年半にわたり計50億円の委託開発費が支給されていた。しかし、医薬品としての開発は困難となり、同社は大幅な赤字を計上、債務超過も拡大し、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。

事務所も昨年末までに撤退していた。

 

スポンサーリンク
 
 

この破産手続きに関しては、選任された由良清香弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和6年5月20日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年6月3日午前11時となっています。

 

当該事件は、令和6年(2024年)に発生したもので、番号は(フ)第20号となっています。

 

既報記事
(株)ボナック(福岡)/自己破産申請 新コロナ治療薬断念 国から開発委託金50億円

 

[ 2024年3月13日 ]
スポンサーリンク
  

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧