日本では毎年10回前後震度5以上の地震が発生している(大地震は余震も含め1としてカウント)。過去10年で少ないのは2020年の7回、多いのは2022年14回、平均して10回前後となっている。
平均値からすると能登半島大地震関係を除き、今年は今後、震度5以上の地震が5回前後発生することが予想される。
2016年4月発生した震度7を記録した熊本大地震では、熊本大地震関係の震度5以上の本震+余震は19回記録している。
2024年1月1日、同じく震度7を記録した能登半島大地震が発生、これまでに震度5以上の地震が17件発生している。
震度7ともなると100キロ圏内の各地の断層のバランスが崩し、大きな震度の余震が数多く発生するようだ。熊本大地震は関東から九州に至る中央構造帯の九州域で発生。
能登半島大地震は静岡市-富山県糸魚川に連なるフォッサマグナ(大地溝帯)の延長線上で発生している。