アイコン 尾を引くユッケ事件、馬肉も出荷停止と保健所が誤報、鳥栖の業者廃業に追い込まれる

富山県などで4月発生したユッケ食中毒死亡事件。佐賀県鳥栖市の馬肉加工販売専門の業者が、宮崎市保健所の誤った販売中止指導で廃業に追い込まれたとして、宮崎市に対して、約6400万円の損害賠償請求訴訟を佐賀地裁に起こした。
 

訴状によると、5月24日、同社の馬肉を販売する業者から問い合わせを受けた宮崎市の保健所が、佐賀県に衛生基準に抵触していないかをどうかを電話で確認。
佐賀県は「検査で衛生基準に適合していないことを確認できれば、販売中止に向けて指導する方針」と回答したが、当該保健所は「(鳥栖の)保健所が出荷を停止させている」と誤って受け取り、同社の馬肉を販売する業者に販売中止を指導したとしている。

 佐賀県は6月16日に衛生基準を満たしているという検査結果を文書で、同社に通知したが、それまでに馬肉加工専門業者の同社の売り上げは激減、7月で廃業を余儀なくされた。
同社代表は「(佐賀)県が検査結果も出ていない段階で出荷停止などと回答するはずはなく、聞き間違いだ」と主張している。
宮崎市保健所は「訴状については内容を検討中で、現時点はコメントできない」としている。

 聞き間違いでは済まされない事態である。今では、牛肉のユッケは客や焼肉屋さんが怖がり、馬肉のユッケが客に大いに享けている。
 

[ 2011年10月13日 ]
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