アイコン 大王製紙会長カジノ損失事件/日本企業を信用失墜させた

大王製紙の井川意高前会長(47)がグループ企業から100億円を超える金を引き出し、カジノですった問題で、東京地検特捜部は、井川前会長を任意で事情聴取し、資金の流れの解明に乗り出した。
大王製紙は、21日、井川前会長がグループ企業に巨額の損害を与えたと判断し、21日、会社法の特別背任の疑いで特捜部に告発する方針。
大王製紙の井川前会長は、去年からことしにかけて、グループ企業7社から無担保で106億円余りを引き出し、このうちの59億円以上が今も返済されていない(47億円も返している。ラスベガスの胴元は、こんないい鴨がいる日本へ早く進出したいのだろう。)

引き出された金のほぼ全額が、海外のカジノに使われた疑いがもたれている。前会長は巨額資金を引き出したことなどを認めている。
一方、この問題で、井川前会長の代理人の弁護士は「前会長は深く反省しており、返済されていない金についても今後、返済するつもりだ」と話しているという。

深く反省の代償の価値もない。106億円もの会社資金を財布代わりにした愚か者を会長にした同社経営陣と会社を私物化していた一族の成れの果ての現実である。
呆れ果ててものを言う言葉もないなか、オリンパスのバカ経営者が大王製紙と桁違いの1,350億円を粉飾していたことが明らかに。デタラメM&Aで粉飾隠しを見事清算したまではよかったが、事の顛末が明らかにされ、警視庁は動くは、FBIが動くは、英国警察まで乗り出している。

2つの大手上場企業のデタラメ経営振りに、日本企業全体の信用は世界の投資家に対し底なし沼のように失墜、日本の株式市場から外人投資家が資金を引き揚げると思いきや、安住君に抗して再度円高になっていることからすれば、ハゲタカどもはどっこい円に蠢いている。

 大王製紙の可愛い可愛いお坊ちゃまが仕出かした代償は、一族が所有すると見られる株式を全部売却すれば事足りるようである。一族で当然内紛が起きていようが、一族の内紛など会社にとっちゃ関係ないこと。一族はまだ現生や不動産など山と持っており、当のお坊ちゃまもお坊ちゃま稼業を続けられるだろう。(このお坊ちゃま、これまで多くの芸能人やタレントとの噂が絶えず、六本木や銀座での豪遊の日々、こうしたバカさ加減の延長線上に今回の問題が発生、髪の毛も調べる必要があろう)
残りも早く返してくれ。
この株がどこへ移動するのか、MBOとなるか、それとも市場で売却されるのか・・・

井川一族所有と見られる持株会社一覧 2011.3.31現在
大王製紙の株主名
持株数/千株
大王商工(株)
9,542
7.39%
愛媛製紙(株)
5,331
4.13%
カミ商事(株)
4,700
3.64%
エリエール総業(株)
4,060
3.14%
23,633
18.30%
計23,633千株×497円(11/18)=117億円

[ 2011年11月21日 ]
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