アイコン オリンパス 東京特捜など一斉捜査 損失隠賃65億円以上

東京地検特捜部は警視庁や証券取引等監視委員会と合同で21日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで関係先の一斉捜索を開始した。

オ リンパスの損失隠しで、含み損を移す「飛ばし」に必要な資金を提供した外国銀行の担当者側に、正規手数料とは別に三十数億円が支払われ、森久志前副社長は 第三者委に対し「損失処理に協力してもらった謝礼だった」と説明。第三者委の調査では、損失隠しに協力した大手証券会社OB側にも報酬約35億円を支払っ ていたことも判明した。

オリンパスは、大赤字で僅少になった自己資本の増強をはかるため、1,000億円規模の増資をはかる予定であり、引受先としてソニーなどの名が上 がっている。しかし、事の進展次第では上場廃止もありうるが、ヤクザに資金が流れていない以上、上場廃止はないものと思われる。また当局も同社の上場廃止 の影響は大きく、ヤクザの関与や資金の提供はなかったことを前提に捜査しているようだ。

損失隠賃は、処理するための案件総計は4,000億円以上に上るとされ、手数料はこんなものではすまないだろう。中川らの会社にわたった金は口止め料も含め膨大なはずだ。

 大手証券会社や大手銀行を早期に退職して、ハゲタカに歩合制で雇われ、巨万の富を手にしていた輩は、当時持て囃されたが、何でもありで、経済ヤクザよりタチが悪い者たちが多い。

 

[ 2011年12月21日 ]
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