アイコン フェイスブック440億円でMSからAOLの広告特許買収へ

先般、インスタグラムを10億ドル(約820億円)で買収すると発表した世界最大の交流サイトを運営する「フェイスブック」が、今度は「マイクロソフト」が、IT企業「AOL」から取得する特許の一部を約440億円で買収すると23日発表した。
フェイスブックは、マイクロソフトが今後、IT企業「AOL」から取得するネット広告などに関連する特許925件のうち、70%に当たる650件をマイクロソフトから買収する。

買収額は5億5000万ドル(日本円にして440億円)。
アメリカのIT企業の間では特許を巡る訴訟に備えるため、他社が保有する特許を買収する動きが活発。フェイスブックは、ヤフーなどとの間で、特許訴訟を抱えており、今回のマイクロソフトからの特許買収も訴訟対策を強化するねらいがある。
フェイスブックは、知的財産権への対応を強化することは、長期的なフェイスブックの利益を確保するうえで重要なステップになるとしている。

フェイスブックは、上場の審査過程にあり、5月上場予定である。総額は8兆円前後になるとされ、同社や現在の株主は膨大な資金や資産を握ることになる。

[ 2012年4月24日 ]
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