アイコン スカイマークを厳重注意処分/国交省

国交省は23日、スカイマークにおいて、以下のとおり平成24年2月から5月にかけて安全上の支障を及ぼす事態が連続して発生したことから、国土交通省では5月14日から16日まで同社に対する立入検査を行った。

その結果、「運航乗務員による基本操作の不徹底及び基準、規定等を遵守する意識の欠如」、「安全統括管理者を中心とする安全管理体制の不備」及び「社内の意思疎通が不十分」である実態が認められた。
 このため、別添のとおり本日付けで同社を厳重注意し、必要な対策を講じるとともに、その具体的な計画について平成24年6月5日までに報告すること等を指示した。

<スカイマークにおいて発生した安全上の支障を及ぼす事態>
  [1]宮古空港進入時における最低降下高度以下の飛行(平成24年2月25日発生)
  [2]成田国際空港出発時における経路からの逸脱(平成24年2月26日発生)
  [3]成田国際空港到着時における経路からの逸脱(平成24年3月27日発生)
  [4]百里飛行場における滑走路誤進入(平成24年4月22日発生)
  [5]成田空港出発時の主翼防氷装置の誤操作(平成24年5月9日発生)
  [6]運航乗務員の乗務時間及び勤務時間の制限超過(平成24年4月30日から5月1日の間で発生)

 

[ 2012年5月24日 ]
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