アイコン 悲しい話 九州電力からいきなり電気を止められ ローソクで火災 福津市

先般、早朝、福岡県福津市の4階建ての県営団地が立ち並ぶ建物の3階で火災があった。10数台の消防車により消火活動がなされ、延焼は喰いとめられたものの、燃えた住居は焼失した。幸いなことにけが人もいなかった。
先日、その原因が知らされて、何か悲しすぎるものがあった。

燃えた団地の住民は、電気代が払えず、滞納して督促を受けていたという。ところが、火災のあった前日に、何の通告もなくいきなり電気を止められていたという。そのため、子供がロウソクで灯りを取り、それが原因で、朝方になり火災になったというのである。

九州電力も電力を商売としており、お金が入金しなかったら、止めることもあろう。しかし、インフラ事業でもあり電気事業を独占している公共事業の企業である。生活基盤の電気を何の通告もなくいきなりストップするとは、やりきれない話。

九州電力は役所なりと相談してから、電気を止めることができなかったのだろうか、杓子定規な九州電力のやり方に悲しくなってしまう。(原発地へは、何億も金をばら撒いているにもかかわらずである)

当然、九州電力は、そうした作業は下請けに請け負わせていようが、その責任はすべて九州電力にある。住民が逃げ遅れていたら、死者が出たかもしれない。

巷では大金持ちの息子の親が、収入がなく生活保護費を貰っていたと騒がれているが、何らかの事情で電気代も支払うこともできず、電気をいきなり止められる人もいるのが現実だ。
少しくらい血の通った業務遂行が九電にはできなかったのだろうか。
涙が出てきてしまう。

この件は後日、九州電力を追求することにする。

[ 2012年6月 2日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索