アイコン 全小中学校生徒にタンブレット端末配布 話題に事欠かない武雄市 

佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は9日、市立の全16小中学校の児童生徒約4千人にタブレット端末を配布し、授業で活用すると発表した。
授業への参加意欲を高めるのが狙い。武雄市によると、市立の全小中学校を対象としたこうした取り組みは全国初という。
タブレット端末の活用は小学校11校では来年4月から、中学校5校は同9月からスタートする予定。
武雄市では小学校2校の一部で、2011年4月から同様の授業を先行的に行っており、子どもたちに教育の機会均等を図り、分かりやすい授業を展開することで、学力を向上させたいとしているという。

アップルの故ジョブスがタブレット端末を開発した主旨は、小学生たちが重たい教科書や参考書から解放されることを願って製作したものであり、その主旨からすれば、いずれ教科書も鞄もなくなり、端末だけになると思われる。
しかし、日本の教育行政におけるICT分野は、日教組と教育委員会という保守的な体制維持派が牛耳っている関係で特に遅れており、武雄市のこうした実験は日本の近未来に明るい展望を切り開くものとなる。特にICT分野は小さいときから慣れ親しませるべきであり、大人が大人になる子供に与えることのできる最良の情報武器でもある。
日本自体がガラパゴスにならないためにも、今回の武雄市の樋渡市長のこうした挑戦に大いに期待したい。

[ 2013年5月10日 ]
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