アイコン 北九州エコタウン 洋上風力発電運転開始 千葉沖に続き2ヶ所目

洋上風力発電陸上より安定した発電量が期待される「洋上風力発電」の実験施設が、日本海側では初めて北九州市沖の響灘で27日から運転を始めた。
洋上風力発電の実験施設は、NEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構と電源開発が、北九州市若松区の沖合およそ1.4キロの響灘に設置した。
風車は、直径が83メートルで、年間の発電量は一般家庭1500世帯分の消費電力に相当する550万キロワットアワーが見込まれ、電力は海底ケーブルで陸上に送られる。

1キロ以上離れた沖合で大型の風力発電の施設が稼働するのは、国内では千葉県銚子市沖に続いて2ヶ所目で、日本海側では初めて。総事業費は約35億円。
  NEDO関係者は、日本の洋上風力発電はヨーロッパに遅れているが、技術的には勝てる分野だ。日本がヨーロッパに追いつき追い越すスタートが北九州から始まったとしている。
NEDOなどは、今後2年間かけて風速や発電量のデータを集めるとともに、塩害や波への耐久性などを調べ、洋上で継続的に発電を行うための技術の確立を目指すことにしている。
  千葉沖や建設中の五島椛島沖を含めて、日本の今後の洋上発電の可能性を占うものとなる。
  陸上風力発電は、過去国が金を垂れ流し、補助金目的で議員崩れのブローカーたちが全国の田舎の自治体へ導入を斡旋(ブローカーはコンサルとして介在しボロ儲け)、住宅地近くにも建設されたことから、低周波騒音に悩まされている地域もある。陸上では、現在約1000基ほど運用されているが、すでに頭部分が落っこちたり、羽がへし折れたりしているところもある。

[ 2013年6月28日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索