アイコン アップル/安くて高いiPhone5Cに8Gモデルを欧州・中国に投入

中国では当初から、iPhone5Cは、5Sに比較すれば安いものの、他メーカー比較しても高いとされ、高すぎると不評であった。
そこでAppleは、欧州と中国などでiPhone5Cの8Gモデルを投入して巻き返しをはかる。
英国版Apple Storeに登場したのは、SIMロックフリー版の8Gモデル。価格は429ポンド(72,213円/168.33円/3月19日現在)で、16Gバイトモデルと比べ40ポンド(6,733円)、32Gバイトと比べ120ポンド(20,199円)安い。
8Gモデルは、英、仏、独の欧州と中国、オーストラリアで販売する。日本での販売予定は不明。
なお、ドイツのサイトifunでは、16Gモデルが569ユーロ(791ドル/×101円)であるのに対し、8Gバイトモデルは509ユーロ(707ドル)と報じている。
日本では(SIMロックフリー版)は、16Gモデルが6万800円、32Gモデルが7万1800円。

iPhone5Cは上位モデルのiPhone5Sと同時に発売されたが、中国では約5千円から登場している低価格なAndroid端末スマホと比較にならないほど高くなっており、中国での高価格帯の売れ筋4~5万円台からしても高価格がネックになり、販売はAppleの計画を下回っているとみられる。
製造委託業者が200万台、携帯電話事業者が100万台の在庫を抱えているという見方もあるという。

中国の小米の次世代製品「紅米」は昨年末、千元(16.38円)でネット販売され36秒で限定数の1万台を売り切っている。
まほ大消費地の中国では、中国メーカーの台頭が著しく、基本的な機能もほとんど変わらず、低価格スマホにシフトしており、アップルどころか中国シエア№1のサムスンさえ、低価格化に悩まされ、安価なモデル投入を投入し売れるものの営業利益率を悪化させている。
欧州は別にしても、不況下の中国ではiPhone5C-8Gが5万円前後にしなければ、サムスンが新型を投入することから多くの販売は望めないだろう。
 アップルは、iPhone6の開発を終え、生産準備に取り掛かっているようだ(生産する台湾企業(鴻海とは別)が中国で工場を探している、但し生産といっても組立)。
中国人は、安価で高品質ならば、安価なものを購入するというブランド離れが進行している。

[ 2014年3月19日 ]
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