当期は、決算期を変更した前期との比較ではディスプレイ事業の売上高はわずかに減少した。しかしながら、「第43回東京モーターショー2013」や「東京ゲームショウ2013」等の展示ブース、大手電機メーカーや住宅関連企業のショールームを手掛けた広報・販売促進市場のほか、ホテルやアミューズメント施設のリニューアル等を多数手掛けた余暇施設市場が堅調に売上高を伸ばすなか、採算を重視した受注の徹底などが寄与し、利益面は前期の実績を大幅に上回ることができた。
この結果、ディスプレイ事業の売上高は958億15百万円（前期比▲3.1％減）、営業利益は40億17百万円（前期比100.2％増）となった。
ほかの不動産事業、飲食・物販事業は省略。
以上。

同社は、イオン系などの単価の安い大型商業施設は不得手(船場が得意)であり、大手不動産会社が開発する商業施設や百貨店および海外から進出してくるブランド店舗などの商業施設を得意としている。また、大きなイベントの展示施設や公共建物の博物館・資料館等には定評がある。