アイコン 8月の九州の住宅着工戸数 ▲16.4%減の6,651戸、大分・熊本が急減

九州の8月の住宅着工戸数は、前年同月比▲16.4%減の6,651戸(7月は▲18.9%減の6,346戸)となった。まだ、増税による影響が大きく出ている。

住宅の用途別には、
注文住宅が▲23.6%減の2,432戸(7月は前年同月比▲21.1%減の2,319戸)、
賃貸建物は▲3.5%減の3,084戸(7月は▲16.1%減の2,723戸)
分譲マンションが▲42.6%減の502戸(7月は▲31.4%減の698戸)、
分譲戸建住宅が3.4%増の605戸(7月は▲4.1%減の583戸)
となった。
 
県別での特徴は、
 
1、福岡県は、賃貸ものが15.6%増の1,535戸と堅調だったものの、分譲マンションは▲47.6%の大幅減の328戸だった。
 
2、佐賀県は、注文住宅が▲36.0%減の151戸だったものの、賃貸ものは48.5%の大幅増の144戸だった。
 
3、長崎県は、注文住宅が▲7.5%減の234戸、賃貸ものが▲13.3%減の208戸だった。着工総数での落ち込みは▲6.2%減と少ない方。
 
4、熊本県は、注文住宅が▲31.3%減の366戸、賃貸ものが▲37.5%減の389戸だった。総数での落ち込みが▲32.2%減と大きい。
 
5、大分県は、注文住宅が▲34.5%減の201戸、賃貸ものが▲71.0%減の84戸だった。総数での落ち込みが▲47.4%減と九州で一番大きかった。
 
6、宮崎県は、注文住宅が▲25.6%減の258戸、賃貸ものが▲22.7%減の242戸、分譲マンションは前年同月0だったものの8月は59戸、分譲戸建も62.8%増の57戸だった。総数での落ち込みは▲12.2%減だった。
 
7、鹿児島県は、注文住宅が▲25.8%減の409戸、賃貸ものは57.0%の大幅増の482戸だった。総数での落ち込みが▲2.8%減と九州で一番落ち込みが小さかった。
 
8、沖縄県は、注文住宅が▲35.2%減の221戸、賃貸ものは6.4%増の1054戸だった。総数での落ち込みは▲5.3%減だった。
 
なお、分譲マンションは、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島の各県では着工がなかった。
 
8月の九州の住宅着工戸数
 
戸数
前年比
福岡
2,981
-9.2
佐賀
319
-26.8
長崎
544
-6.2
熊本
855
-32.2
大分
368
-47.4
宮崎
619
-12.2
鹿児島
965
-2.8
 九州(沖除)
6,651
-16.4
沖縄
1,482
-5.3
 
[ 2014年10月 1日 ]
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