アイコン FIFA  贈収賄問題 日本へ飛火か

国際サッカー連盟(FIFA)の幹部らによる汚職事件に絡み、2002年のサッカーワールドカップ(W杯) 日韓大会の招致決定後の00年、日本サッカー協会名誉会長(当時)の故長沼健氏が、謝礼として南米サッカー連盟に150万ドル(約1億8500万円)を 送っていたと、スペインのスポーツ紙アス(電子版)が19日付で報じた。

南米連盟で15年間働いた元職員が同紙に匿名で証言したとされる。証言によると、00年に長沼氏から、招致を支持した南米10ヶ国で分けるためとして同連盟宛てに150万ドルが送金されたという。
 だが120万ドルは、ニコラス・レオス南米連盟会長(当時)の個人口座に移された。残りの20万ドルは同連盟の事務局長、10万ドルがFIFAとの仲介者に渡ったという。
資金のやり取りを裏付ける書類もあり、書類にはレオス氏とその妻の署名があるとしている。
 元職員は、レオス氏が東京やニューヨークなど世界中から資金を集めていたと証言。資金はレオス氏が自分の裁量で振り分け、巨額が連盟の口座から個人口座に流れていたとしている。

元職員は「これはほんの一部に過ぎない。私が関与しなかったものもある」と話しているという。
 レオス氏は1986年から27年間にわたり、南米連盟会長を務め、南米サッカー界を支配してきた。FIFA理事も長年務めた。
FIFA幹部らによる巨額汚職事件で米司法省に起訴され、今月初め、パラグアイ当局が逮捕した。米当局は引き渡しを求めている。

2002年W杯招致は日本と韓国の一騎打ちとなり、日本はブラジル出身のアベランジェFIFA会長の支持を受けて、招致レースをリードした。しかし、欧州連盟に所属する理事らの支持を取りつけた韓国に巻き返され、1996年5月、W杯では前例のない2ヶ国共催で決着した。

 日本と南米連盟の友好関係はその後も続き、日本代表は99年にパラグアイで開かれた南米選手権に招待出場した。

■小倉名誉会長「あり得ない」
 小倉純二日本サッカー協会名誉会長は「1996年に招致はすでに決まっていて、大会の準備をしていた。あり得ない。そもそも、そんなお金はない」と否定した。FIFA理事の田嶋幸三日本協会副会長も「初耳。全く知らない。何とも言えない」と話した。
■送金問題の背景は
 日本と韓国の一騎打ちとなった2002年W杯招致で、日本はブラジル出身のアベランジェFIFA会長の支持を受け、招致レースをリードした。

 しかし、FIFA内部の会長対反会長の「代理戦争」の図式となり、欧州連盟に所属する理事らの支持を取りつけた韓国に巻き返され、1996年5月、W杯では前例のない2ヶ国共催で決着した。
 日本と南米連盟の友好関係はその後も続き、日本代表は99年にパラグアイで開かれた南米選手権に招待出場した。
以上、

現代自動車=現代財閥のボンボン鄭夢準が1994年から国際サッカー連盟副会長をしており、日本開催予定を、巻き返しを図ったもの。鄭夢準の親父の鄭周永も下馬評が高かった1988年の名古屋オリンピック誘致も覆し、現代財閥上げてIOC理事国への猛烈なロビー活動によりソウルオリンピックの誘致を勝ち取ったとされている。
鄭夢準は今回予定されているFIFA会長選挙にも色目を使っている。

今回の日本賄賂記事は、22カタール大会が賄賂問題で開催が揺れており、ボツになった場合、日本が浮上してくる可能性があるとされ、何か裏で意図するものを感じる。当然、FIFAを知り尽くした人物が介在していよう。

日韓開催での韓国側の巻き返しは当然膨大な銭が動いたと見られ、また、ロンドンオリンピックの竹島プラカード問題も鄭夢準がFIFA名誉副会長の立場を利用して、軽い制裁で終わらせたがこれも銭が動いたと見られる。
欧州のFIFA連盟も叩けばいくらでも埃が出てくるが、白人主導の米当局が、どこまで調べ上げるかは匙加減一つといえよう。米国としては南中北の米州機構の運営がうまく行っておらず、政治的な側面も見え隠れする。

 

[ 2015年6月20日 ]
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