アイコン FIFA次期会長候補 ママドーラも出馬か

 

FIFAは5月27日現役や元の副会長らが逮捕・起訴される中、ブラッター会長は、欧州サッカー協会の会長選挙延期を無視して5月29日に会長選挙を執行、見事5選を果たした。
ところが、米司法当局の捜査が身辺(南ア迂回資金1千万ドル)に近づき、2日辞任を表明した。
しかし、この辞任は次の会長が選出されるまで続けるというもので、このままでは会長のまま逮捕される可能性もある。

次期会長選挙は、中近東勢は金に困っておらず、不正には手を貸さないと思われるが、22カタールの選定問題がある。中近東勢は自国の試合では審判を買収しすぎ。

欧州から選出が濃厚だろうが、ブラッター会長はスイスであり、再び欧州から輩出させるのかという批判もあろう。

会長や副会長は、金を腐るほど持ち、不正に蓄財する必要のない人で、審判を買収しない人が望まれる。また、不正の温床となる任期の制限も必要だろう。

ロイターは下記に次期会長候補を掲載しているが、少なくともバルク氏はブラッター視の側近であり、南ア資金に関与されており起訴も懸念される。
また、スカラ氏はコンプライアンス委員長であるが、ブラッター会長の意向に沿い、ロシア・カタール決定における不正はなかった発表している。委員会はコンプライアンス0の組織として、改組されることになろう。

ほかに報道では、
1、元日本代表監督のジーコ氏(FBに「私も立候補できる」と書き込む)
2、神の手を持つマラドーラ氏(ベネズエラ大統領が推薦すると発表し大喜び、これまでブラッター会長を批判)
3、現代のボンボン
の3氏も立候補するのではとされている。

<不正撲滅には打ってつけの熱血漢ジーコ監督>
ジーコ

<整形しすぎた「ママドーラ」>
マラドーナ

<現代のボンボン>
気分悪く省略

FIFA

なお、英BBCは次のとおり、候補者見込み者を掲載している。(上記に重複者あり)
<英BBC予想>
1、 デイヴィッド・ギル氏(57歳/イングランド)
マンチェスター・Uの元CEO(最高経営責任者)、現在はFA(イングランドサッカー協会)の副会長。FIFA副会長にも任命されていたが、ブラッター会長の再選を受けて辞任。
『BBC』の予想:出馬の可能性はほぼゼロ。

2、アリ・フセイン王子(39歳/ヨルダン)
FIFA副会長を務めるヨルダンのフセイン王子。
今回のFIFA会長選では最終的にブラッター会長と1対1となり、2度目の投票の際に辞退していた。ヨーロッパを中心に世界各地から支持されている。
『BBC』の出馬予想:妥当な候補者。
(若すぎるが金に困っていないことは利点)

3、ジェローム・シャンパーニュ氏(56歳/フランス)
元FIFA事務局長代理。
今回のFIFA会長選に立候補する意向を表明していた。
『BBC』の予想:出馬はまだ決めかねている模様。

4、ジーコ氏(62歳/ブラジル)
ブラジル代表のレジェンド、
元日本代表監督。先日、出馬を検討していると自身のフェイスブックで明言した。
『BBC』の予想:サッカー界での政治の経験はなく、初心者には支持を集めるのは難しい。

5、ミハエル・ファン・プラーク氏(66歳/オランダ)
オランダサッカー協会会長。
今回のFIFA会長選にも立候補していたが、アリ・フセイン王子を支持するために辞退していた。ブラッター会長辞任後、出馬の表明はしていない。
『BBC』の予想:出馬への意欲はまだ残っている。

6、ルイス・フィーゴ氏(42歳/ポルトガル)
元ポルトガル代表でバルセロナやレアル・マドリードで活躍。
今回のFIFA会長選に出馬を表明していたが、辞退していた。ブラッター会長を激しく批判。
『BBC』の予想:出馬は未定の模様。

7、シェイク・アーマド・アル=ファハド・アル=アーマド・アル=サバーハ氏(51歳/クウェート)
アジアオリンピック評議会の会長。
今回のFIFA総会で、FIFA理事に承認された。
『BBC』の予想:出馬しなくとも影響力をもつ実力者。

8、ミシェル・プラティニ氏(59歳/フランス)
ユヴェントスなどで活躍した元フランス代表MF、現在はUEFA(欧州サッカー連盟)会長。
昨年、ブラッター会長を相手にした今回の出馬は否定したが、2019年の立候補は否定していない。汚職事件の際は、ブラッター会長に辞任を求めていた。
『BBC』の予想:今回は不出馬。2019年の立候補を目指す。

9、ダヴィド・ジノラ氏(48歳/フランス)
現役時代は、ニューカッスルやトッテナムで活躍したウィンガー。
今回の選挙にも立候補したが取りやめ。また、すでに再選挙の出馬を表明している。
『BBC』の予想:素晴らしいサッカー選手だったが、政治家としては不完全。

10、サルマーン・アール・ハリーファ氏(49歳/バーレーン)
AFC(アジアサッカー連盟)会長。
カタール・ワールドカップの特別委員会でもある。『BBC』の予想:動向に注目。

11、チョン・モンジュン氏(63歳/韓国)
韓国サッカー協会名誉会長。
FIFA副会長も務めていたチョン・モンジュンは、ブラッター会長の辞任後、立候補を示唆していた。
『BBC』の予想:出馬しても勝つ見込みは低い。
(現代財閥のボンボンで金に困ってはいないが、人気がない。日韓共同開催問題、伊×韓戦審判問題、竹島プラカード問題などあり)

 

[ 2015年6月 6日 ]
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