詐欺の電話信じ上京の女性 730万円奪われる　NHKニュース
６日、東京・台東区の路上で、振り込め詐欺の電話を信じて福島県から上京した７７歳の女性が、息子の友人を名乗る男に突き飛ばされて、現金７３０万円が入ったバッグを奪われ、警視庁は強盗事件として捜査しています。
６日午後６時ごろ、東京・台東区根岸の路上で、福島県から上京した７７歳の女性が男に突き飛ばされ、現金７３０万円が入ったバッグを奪われました。
警視庁によりますと、女性は息子を装った振り込め詐欺の電話を受け、上野駅に現金を持ってくるよう指示されて、新幹線で上京し、駅で息子の友人を名乗る男に声をかけられたということです。
その後、息子のところに案内すると言われ、付近を歩いているうちに、不審に思った女性が「詐欺ではないか」と聞いたところ、男はいきなりバッグを奪って逃げたということです。女性にけがはありませんでした。
警視庁によりますと、男は年齢が４０歳くらい、身長が１メートル６０センチぐらいで、黒いスーツを着ていたということです。警視庁は、強盗事件として、逃げた男の行方を捜査しています。

ニセ電話詐欺 ６５０万円被害 - NHK 福岡 NEWS WEB
福岡市の７９歳の女性が、息子を名乗る男から電話で「会社の金を使い込んだので現金を京都まで持ってきてほしい」などといわれ、２回にわたって京都に出向き、現金６５０万円をだまし取られ、警察では詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと今月１日、福岡市博多区に住む７９歳の女性の自宅に息子を名乗る男から、「会社の金を１２００万円使いこんだ。
４００万円あれば何とかなるから京都まで持ってきてほしい」などと電話がありました。
女性は言われたとおり新幹線で京都まで出向き、ＪＲ二条駅付近の路上で、息子の知人を名乗る男に用意した現金４００万円を手渡しました。
その後、女性は自宅に帰りましたが翌日、男から「２００万円用意して京都まで来てほしい」と電話があり、再び新幹線で京都まで出向きました。
そして、前の日と同じ人物に、言われた額とさらに自ら用意した５０万円のあわせて２５０万円を手渡したということです。
警察によりますと、女性は息子を名乗る男から「誰にも言わないでほしい」と口止めされていましたが、現金を渡してから連絡がなくなったことを不審に思い、息子に電話で確認したところだまされたことに気づいたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、電話でお金の話をされたらすぐに相談するよう呼びかけています。