アイコン 韓国経済 第3・四半期 自動車輸出5.7%減少

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韓国関税庁が30日に発表した7~9月期の乗用車の輸出額は、前年同期比▲5.7%減の87億5600万ドル(約1兆568億円/120円)と減少した。

輸出台数は63万9000台で同▲2.3%減少。中国への輸出が減少したことが影響した。
 輸入額は、同比14.6%増の24億1200万ドルで、輸入台数は28.8%増の8万2000台だった。
 乗用車1台当たりの輸出単価は1万3,710ドル(約164万円)で、前年比▲3.5%低下した。輸入単価は▲11%減の2万9,264ドル(351万円)となった。

 最大輸出先は米国で、輸入先はドイツ(VW)だった。
  以上、
 

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輸出台数が総じて▲2.3%減となっているにもかかわらず、輸出額が5.7%になった原因は、為替安によるものと見られる。 為替はおおよそ、前年第3四半期1ドル1040ウォン⇒今年の同期1180ウォン。

韓国の貿易黒字が45ヶ月も続いているにもかかわらず、ウォン安になっていることに関し米国は、為替操作はするなと警告しているが意に介せず、ウォン安へシフトしていたが、朴大統領の訪米時、問題になり少し是正され1140ウォン台となっている。唯我独尊の韓国のことだから、再び介入することだろう。

 なお、中国における韓国勢の自動車販売台数(中国汽車工業協会、工場出荷台数/輸入販売台数は含まず)の当第3四半期(単期)は、前年比▲9.59%減の31万26百台となっている。中国勢の台頭に大幅値引きしても落ち込んでいる。
 韓国において、自動車の落ち込みは想定外と思われる。

 

[ 2015年11月 2日 ]
 

 

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