アイコン ロシア機墜落事故 運航会社は「外的要因で空中分解」と

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ロシアのコガルイム航空運航のエアバスA321型旅客機(乗客217人、乗員7人)は10月31日午前、エジプト・シナイ半島の上空約9千メートルを飛行中、墜落、全員が死亡した。

ロシア航空会社コガルイム航空のチャーター便エアバスA321型旅客機
シナイ半島南部の保養地シャルムエルシェイクを現地時間31日午前5時51分、ロシアのサンクトペテルブルク(旧レニングラード)へ向けて離陸。
搭乗員224人、内訳:乗客217人、乗員7人
墜落現場、エジプトのシナイ半島の上空
高度9千メートルを飛行中、
離陸から23分、現地時間31日午前6時14分にキプロス航空管制当局レーダーから消える。
空中分解、飛行機破片20キロ四方
生存者なし

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この旅客機を運航していた航空会社コガリムアビアは2日、「外部的」な要因により空中分解したと述べた。
 コガリムアビアのアレクサンドル・スミルノフ氏は、ロシア・モスクワでの記者会見で、「機体を空中分解に至らせるような技術的な不具合はなかった」と述べ、「唯一、説明が付くのは、何らかの外部的な作用だ」と付け加えた。だが、それ以上の詳細は明らかにしていない。
 
スミルノフ氏はまた、「パイロットは完全に機体の制御を失っていた。そのため連絡を取ろうとしたり状況を報告しようとしたりすることは一度もなかった」とし、旅客機は「制御不能の状態で飛行していた…、飛行していたのではなく、落下していた」、「(制御不能になる直前)機体は、飛行を続けることができないような重大な損傷を受けたようだ」と話した。

 スミルノフ氏はさらに、調査結果を待つ必要性を強調しながらも、技術的な不具合および人的ミスの可能性はないとした。

過激派組織「イスラム国」を名乗る勢力がツイッター上で撃墜を主張している。エジプトや米国はテロの可能性を否定している。エジプト軍は「テロリストはどのような声明も出せるが、墜落に関与した証拠はない」と指摘、ロシア運輸省も「(撃墜説に)信ぴょう性はない」と全面否定した。
一方で、墜落が機体の不具合が原因との見方も強まっている。

機体が高度9000メートル上空を飛行していたとすれば、撃ち落とすには高性能のレーダーが必要となるため、ISが同機を撃墜する手段を持ち合わせていたとは非常に考えにくい」という。ただ、「ISは中距離ミサイルを保有しているため、機体に技術的な問題が生じて降下した同機をISが撃ち落とした可能性はある」。だがこの説は「仮説としてはやや不自然だ」という。
事故原因については「結論を出すのは早い」としている。
機体の破片が20キロの広範囲に散乱している。
ブラックボックス等の解明が待たれる。
過去の尻餅事件で隔壁損傷が進み空中分解??

ロシア旅客飛行機
 

[ 2015年11月 3日 ]
 

 

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