アイコン 東証新年度の4月 大幅下落でスタート▲594円安 アベノミクスに陰り顕著か

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本日1日の日経平均は、日銀短観の悪化を受け、日経平均は▲594.51円安の16,164.16円と年度末の昨日に続き続落した。

これを受け円も円高に振れ午後3時現在112.21円前後で推移している。

日 銀が1日発表した3月短観は、市場予想を超えて悪化した。世界経済の減速懸念による悪影響が出た製造業とともに、国内消費の弱含みを反映して非製造業も景 況感が悪化した。また、企業の物価観を反映する価格判断も下落方向にシフト。経済・物価情勢が「要注意」となってきた可能性を示している。市場関係者の間 からは早速、財政・金融政策による「追加刺激策」を求める声が浮上してきている。

大企業製造業の業況判断DIは、前回の昨年12月と比べて6ポイント低下して6となり、市場予想の8を下回った。

先行き見通しも悪化しており、日銀では、

(1)中国・新興国経済の減速、

(2)インバウンド需要の鈍化

が響いたとみている。

全規模全産業での2015年度の経常利益見通しも、5年ぶりに下方修正された。

2016年度も減益見通しとなっている。

3月短観を見ると、懸念していた中国などの減速を起点にした悪影響が、いよいよ国内企業に波及してきた可能性が高いとみている。

また、内需の動向を反映している割合が大きい非製造業でも、足元だけでなく先行きの景況感が悪化方向に傾いたことに対し、日銀内では警戒感を強めている。

 

市場の一部では、爆買いの減少からインバウンド効果の頭打ちの反映との声も出ているが、最も大きな国内消費に力強さが見られない最近の動向が、非製造業の業績に影響を与え出した可能性を指摘する声も日銀内にはあるようだ。

外内需の両方に懸念材料を抱えることになれば、この先の日本経済が再浮上ではなく、失速するリスクが高まってしまう。

日銀内では、足元の停滞感が一過性なのか、それとも長期化するのかを見極めたいという声も出ている。

日銀がもっとも気になる物価指数は、企業の人手不足感を示す雇用人員判断は18ポイントの「不足」で、先行きも人手不足の度合いが高まり、賃金上昇を通じて物価上昇圧力となり、物価を押し上げると予測している。

アベノミクスもここにきて、内外需とも失速状態、日銀を動かしても再度超円安(117円以上の円安)に持っていける環境にはなく、内需も公共投資も財政悪からいつまでも垂れ流せず、民間投資も、住宅投資が大票田の首都圏を中心にマンション価格が高くなり過ぎ売れず、企業の設備投資は少し明るさが出ているものの、更新需要の前倒し程度でしかなく、本格的な投資は望めない内外の経済環境にある。

安倍政権は、新年度の公共予算の前倒し発注を行うものと見られるが、・・・・。

どうすべぇ。

 以上、報道など参照

[ 2016年4月 1日 ]
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