戦中、日本も「２号研究」(陸軍・理研)「F号研究」(海軍・京大)により核開発に乗り出していたが、完成することなく終戦を迎えた。その後もアメリカが日本に核開発させるため、高純度プルトニウム３３１キロｇを日本へ提供していた事実もある。先般返還させられた。
現在は、原発規制緩和委員会でさえデタラメ管理で廃炉勧告を出した高速増殖炉「もんじゅ」を、何故か政府は再稼動させるため廃炉しない方針を決定している。当然、核爆弾となる高純度プルトニウムを生産するための施設(高速増殖炉)であることは疑いようもない。MOX燃料云々など表向きは、報道機関用の御言葉が用意されている。

米国でトランプ大統領が誕生すれば、日本では、即、(水面下で)核爆弾開発が進められるものと見られる。ゆくゆくは「もうじゅ」も防衛省が直接管理する軍事施設になるかもしれない。
軍事核は、北朝鮮・中国・パキスタン・インド・イスラエル・フランス・イギリス・ロシア・アメリカなどが保有している。
韓国も以前、核開発を行おうとしたが、米国から反対され断念した経緯がある。研究を続行させていたら北朝鮮より先に完成させていたと見られる。ただ、その核の方向が、南北朝鮮とも日本へ向いている可能性もあった。

北朝鮮・中国の核は、日本にとっても脅威過ぎる存在。既に現政権は、北朝鮮からミサイル攻撃を受ける兆候さえがあれば、その兆候に基づき北朝鮮を攻撃することができるとしている。・・・その後米国から否決されてはいるが・・・。兆候などいくらでも捏造できることは過去の戦争の歴史が数多証明している。日本の政界はいまや桃太郎さんの気分だろう。
いずれにしろ、今の中国共産党と北朝鮮の独裁政権の核は日本にとって脅威の何ものでもない。特に中国共産党は覇権主義の塊であり、東シナ海（防空識別圏設定済）、南シナ海も勝手に実効支配していた岩礁を８ヶ所も埋め立て領土主張し、滑走路まで造り、南シナ海全域を実効支配する計画を進めている。その脅威は孫子の代まで拡大していくのも現実だ。