アイコン 財務体質悪化を嫌気し10%超値下がり SB株 孫社長のARM買収

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19日の東証で、ソフトバンクグループの株価が大幅安となり、一時、前週末終値から11%超下落した。
18日に英半導体設計大手ARMホールディングスを約240億ポンド(約3.3兆円)で買収すると発表し、財務体質の悪化を懸念した売りが膨らんでいる。
18日終値6007円、安値5329円、14時31分現在、株価は5390円(▲617円安、▲10.27%安)で推移している。
孫社長の最近の大型買収のスプリント買収は、なかなか軌道に乗せられず、今回のARM買収は、収益基盤は安定しているが、利益規模が既存事業比較し小さく、同グループに大きく貢献するには長い年月を要する。財務体質の悪化は拭いようもない事実。

ARMの2015年度の通期業績は、全社売上高が前年度比15.2%増の14億8860万米ドル、営業利益は同24.8%増の4億9970万米ドル、税引後利益は同25.2%増の4億2890万米ドル(454億円/106円)となった。

事業分野別売上高は、
技術ライセンス事業全体で、同1.2%増の5億8790万米ドル、
プロセサ・ライセンス売上高が同1.5%増の5億420万米ドル、
物理IPライセンス売上高は同0.2%減の8370万米ドルとなった。

技術ロイヤリティ売上高は同31.0%増の7億8020万米ドル、このうちプロセサ・ロイヤリティ売上高は同32.3%増の7億860万米ドル、物理IPロイヤリティ売上高は同18.9%増の7160万米ドルとなった。
プロセサ・ロイヤリティの製品別構成比率は、クラッシック(ARM7/9/11)が34%、Cortex-Aが18%、Cortex-Rが6%、Cortex-Mが43%だった。
超高速半導体対応低消費電力型CPU(中央演算装置・ブロセッサ)の技術開発企業でファブレスメーカー。GPUへも展開している。

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[ 2016年7月19日 ]

 

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