１、１２日１９時４４分頃地震があった。
震源地は朝鮮半島南部慶尚北道慶州市の南西約９キロの地点（北緯35.8度、東経129.2度）で、震源の深さは約10km、地震の規模（マグニチュード）は５．１と推定される。（京釜高速インター付近）

２、１２日２０時３２分頃地震があった。
震源地は、１と同じ慶尚北道慶州市の南西約９キロの地点（北緯35.8度、東経129.2度）で、震源の深さは約１０km、地震の規模（マグニチュード）は５．８と推定されている。（日本の気象庁はＭ５．７）

２番目の地震では、長崎県対馬市峰町などでも震度３を観測した。
ソウル市、蔚山市、大田市、釜山市など全国の各地で揺れが観測された。
以上、

深度が約１０キロと浅い直下型地震、韓国では震度は報告されていないが、殆ど地震らしい地震が発生しない韓国にあり、被害が心配される。
２番目の地震が本震なのか、さらに本震があるのか不明であり、最近は韓国も雨模様、地盤も緩んでおり、注意を要する。

日本海側に近い慶尚北道慶州市は釜山市の北北東約８０キロ地点、近くには原発もいっぱいある。

韓国ではこれまでＭ５．２の地震が過去最高とされてきた。しかし、地震規模のＭ＝マグニチュードより、地震発生地の深度が浅く、直下型でもあり、揺れを測る震度が心配される。
２の地震では、対馬で震度３を観測しているが、対馬と慶州市間は約１３０キロ、地震発生地では５弱以上のかなりの震度があったと見込まれる。

なお、当地震とは関係ないと見られるが、９日午前９時２９分、北朝鮮が北東部（日本海側）の豊渓里付近で地下核爆発実験を行いＭ５．３の人工地震を引き起こしていた。韓国の今回の地震を誘発した可能性は皆無だろうか？

今回も熊本大地震同様、本震が後におきた。見えない地下を相手に地震の発生に定説など、まだ未完成この上ない。ただ、過去の地震の周期性なども含め単に参考と見たほうが無難だ。それでは地震御用学者が飯を食えないだろうが。