アイコン JR九州 待望の上場 2600円の売出価格に対し3100円の初値

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JR九州は25日、東京証券取引所に株式を上場し、発足から29年で完全民営化します。上場時に想定される時価総額は4000億円を超え、ことし国内では、無料通信アプリを運営するLINEに次ぐ大型上場となる見込み。

JR九州株は、9時36分に売出価格(公開価格)2600円に対して、500円(19%)上回る3100円の初値を付けた。

久しぶりの大型株の上場もあり、20時25分現在、3000円の攻防となっている。取引株数も54百万株を超え、取引額も1670億円、時価総額4800億円、と膨らんでいる。

JR九州は、昭和62年、旧国鉄の分割・民営化に伴って発足し、株式は独立行政法人の鉄道・運輸機構が保有してきた。国は路線の維持などを目的に事実上の国民負担で約3800億円に上る「経営安定基金」を設け、JR九州は、この基金の運用益を赤字の穴埋めに充ててきた。

JR九州は、主力の鉄道事業は、現在もほとんどの路線で赤字が続いているが、駅ビルやマンションの開発などで収益力が向上したことから、鉄道・運輸機構が保有する株式をすべて売却し、25日、東証1部に株式を上場した。

JRの鉄道会社が株式を上場するのは、「東日本」「西日本」「東海」についで4社目。

JR九州関連の協力業者は、タンマリ株を購入していると見られ、かなりの含み益を生じるものと見られる。

 

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[ 2016年10月25日 ]

 

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