ロシアは、2012年7月、自国EEZで違法操業しただけでなく、停船命令を無視して逃走した中国漁船を警備艇で3時間追跡した末、艦砲や銃で撃って拿捕した。すると、中国政府は当初は強硬な姿勢を見せていたが、後に「突発的な事案だった。再発防止に努めたい」と態度を軟化させた。
インドネシア海軍は１４年以降、中国漁船をはじめ、違法操業で拿捕された外国漁船１７０隻を破壊・沈没させている。今年も２回、中国漁船を実弾で撃ち、拿捕した。
中国漁船が韓国海警の警備警備艇を故意に沈没させたのは明らか殺人企図なので、実弾を発射して完全に制圧するべきだった。

韓国の領海内で漁場略奪行為をした中国漁船が、取り締まりに当たっていた韓国の警備艇を沈没させたのは、韓国の公権力をまるで「かかし」同然に見なしているということになる。それでも海警は事件を公表せず、メディアに報道されて初めて事件発生３１時間を経た８日夜に概要を発表した。
海警は「外交事案なので政府内の協議が必要だった」と説明したが、主権守護は外国の顔色を見ていてはならない問題。
このようなことが重なった結果、中国漁船に暴力団のような振る舞いを平気でさせてしまうようなことになっている。
以上、

カラ威張りの者は、相手が弱いと見たら、ツケのぼせて、徹底して相手を攻撃する。逆に強い者には諂う。中国漁船団は今や韓国警備艇を弱いモノの範疇に位置づけているのだろう。

韓国の仁川沖合では、北朝鮮が中国漁船に漁業権を売却しているとされ、南北両国の緩衝地帯も含め中国漁船の違法操業が頻発している。
９月２９日には、南西部沖の韓国ＥＥＺ内で、中国違法操業船を拿捕し、乗り込んだ木浦海洋警備安全署員が、機関室に入り込み抵抗する漁船員に対して閃光弾を発射、中国漁船は火災を起こし、中国人漁船員３人が燃焼ガスか密室状態となり酸欠で窒息死した事件が発生していた。
なぜ、韓国の警備艇は、閃光弾を機関室に撃ち込んだろうか、相手を殺戮する目的がなければ、機械室は密室状態でもあり初歩過ぎる使用ミスかもしれない。こうした状況では相手が抵抗できなくなる催涙弾だろう。そうすれば、火災も死亡者も出さずに済んだものと見られる。

中東・アデン湾の日本の軍艦は海賊対策に、指向性が非常に高い大音圧をかけた音波攻撃（LRAD）で相手を近づけない、追っ払い作戦で成功している。
違法・無法中国漁船を追っ払う方法は山ほどあろうが、こちらが躊躇すれば、尖閣での漁船のように逆に反撃を受ける。無線で応じなければ、殺能力のないあらゆる武器で徹底して追っ払うことだ。

＜日本にも大きな影響＞
玄界灘でも魚が獲れなくなって久しい。中国漁船が大量に外洋に乗り出してきた時期と重なる。中国漁船は目の細かな底引き網を使用し、東シナ海や黄海の魚を一網打尽に取り捲っており、その結果、一帯の漁業資源が激減している。
政権批判を除きすべてにおいて無法国家、種別漁獲の制限など中国にはあってないようなもので、今では東北沖のＥＥＺ外で魚を取り捲り、日本の漁業にも多大な影響をもたらしている。世界中でこうしたことを行っており、いずれ魚が世界中で激減、その天罰を中国自身が受けることになる。
例え、中国が、日本のように養殖を大幅に増加させたところで、生育を早めて早く儲かるように成長ホルモン剤を大量に添加することは必至、危ない魚を中国人自身が食べることになる。そうして異常な中華民族が再生産される。
今の中国には、共産党の共の字もなく、白黒猫ばかりの守銭奴国家と化かし、それを維持するため８千万人の共産党員の活用や人権大弾圧により習王朝を磐石なものにしている。