アイコン ファイザー製ワクチン 英、米、加で接種進む、シンガポールにもワクチン到着、EUも認可

Posted:[ 2020年12月22日 ]

ファイザー製ワクチンは、既にイギリス(12月2日世界で最初に承認、8日接種開始)やカナダ(14日接種開始)、アメリカ(14日接種開始)などで接種が開始されているが、生産が間に合わないのか、米国では14日に開始され19日時点で27万件に過ぎない。米政府は年内に2000万人に対し接種する計画、感染リスクの高い医療関係者や介護施設の入所者などを優先対象としている。

世界で最初にワクチンを認可し接種が始まっているイギリスでは、ワクチン接種のスピードより、これまでの新コロナウイルスより7倍速の感染力を有する新変異株が猛威を振っているロンドンなどが再び感染急拡大により再度ロックダウンとなっている。変異株に対してもファイザー製ワクチンは有効とされている。

欧州医薬品庁(EMA)も21日認可、EU=27ヶ国では年内にも接種を開始する予定。



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スイスも19日に認可した。
シンガポールも認可し、ワクチンが21日同国に到着、早期に接種に入る。アジアでは最速。
WHOも21日認可した。1月下旬の接種開始を予定している。
以上、米ファイザー+独ビオンテック製の核酸mRNA型ワクチン。

12月17日には米FDAが米モデルナ+米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が共同開発した核酸mRNA型ワクチンを承認(モデルナ製は米国が最初に認可)。
モデルナワクチンも21日から米国で接種が始まった。

アストラゼネカ製ワクチンはアストラゼネカとOX大の共同研究ワクチン、追加臨床中で結果が良好ならば2月にも認可されるものと見られる。ワクチンの型はウイルスベクター(アデノウイルス)系。

日本は
ファイザー製ワクチン6千万人分(接種1.2億回分)
アストラゼネカ製ワクチン6千万人分(接種1.2億回分)
モデルナ製1千万人分(接種2千万回分)
を購入契約済み。
ファイザー製ワクチンは、日本では最終安全確認の臨床試験に入っており、2月下旬から最初に医療関係者を対象に接種開始予定。
アストラゼネカ製はまだ臨床中なので不明、モデルナ製は不知。

 

 


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