アイコン フィリピン 感染急拡大から急減中 規制緩和へ 追加接種数日本より多い


フィリピンは日本同様、デルタ株の感染拡大(9/7日22,200人)をほぼ11月15日までに収束させていたが、今年に入りオミクロン株感染が1月17日に37700人まで拡大した。しかし、それから減少過程に入っている。
デルタ株では多くの死亡者を発生させてきたが、多くの感染者が発生しているにもかかわらず、死亡者数は減少し続けている。

同国のワクチン接種完了率は52.4%(1/26日)で、なかなか進まなかったが、人口の過半数を超えており、その効果がここにきて出てきているものと見られる。追加接種も日本より多い685万人、6.2%がすでに接種している。

フィリピンでは防疫措置として1月4日から規制強化したが、2月1日より規制を緩和するという。最高5レベルは、これまで「3」レベルの規制を「2」に緩和、ただし自動車産業が集積するラグナ州は除外で「3」のまま。

デルタ株でタイやマレーシアは減少してきたが収束までには至らず、ベトナムは10月に4000人台まで減ったものの11月からは再び15000人前後の感染者が出続けている。

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デルタ株を収束させたのはインドネシアとフィリピン、日本だけのようだ。
インドネシアはオミクロン株の感染拡大は遅れ、1月20日過ぎから感染増となり、1月29日にはデルタ収束後最高の11000人が感染している。ピークはまだこれからだと見られる。

国立遺伝子研究所(APOBEC酵素)も理研(HLA-A24:02)もフィリピンとインドネシアが日本と同様にデルタ株を収束させ、規制強化のベトナムでは何故減らないのか、その要因を突き止めなければ、単なる学者の研究で終わってしまおう。

オミクロン株ですでに減少過程に入っている国は、
米国・英国だが、最近の死亡者数はデルタ株時より多くなっており、オミクロン株は侮れない。オミクロン変異株の発祥地の南アは収束過程にあるものの今になって死亡者数は増加傾向にある。


スクロール→

フィリピン

感染者数

死亡者数

 

累計

日平均

累計

10/1723

2,751,644

38,189

5,456

41,585

1,005

10/2430

2,783,866

32,222

4,603

42,621

1,036

10/3111/6

2,800,608

16,742

2,392

44,239

1,618

11/713

2,815,080

14,472

2,067

45,272

1,033

11/1420

2,824,183

9,103

1,300

46,899

1,627

11/2127

2,830,278

6,095

871

48,205

1,306

11/2812/4

2,833,777

3,499

500

49,230

1,025

12/511

2,835,821

2,044

292

50,096

866

12/1218

2,837,374

1,553

222

50,569

473

12/1925

2,837,948

574

82

51,187

618

12/261/1

2,847,331

9,383

1,340

51,545

358

1/28

2,936,740

89,409

12,773

52,135

590

1/915

3,168,242

231,502

33,072

52,857

722

1/1622

3,387,388

219,146

31,307

53,405

548

/2329

3,528,727

141,339

20,191

53,871

466

 0131_04.jpg

[ 2022年1月31日 ]

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