長崎県は23日、新たに12人の新コロナ感染者が確認され、4日連続で2桁の感染者が発生したことから、県民に注意を呼び掛ける独自の警戒警報を発した。
中村県知事は23日、県独自に設けた5段階のステージのうち「ステージ3」に移行したことを明らかにし、「警戒警報」を発した。
知事は、感染が拡大する地域への訪問は改めて必要性を検討し、訪問する際も飲酒を伴う会食を控えるとともに、県内でも家族以外と5人以上の飲酒を伴う会食を控えるよう呼びかけた。
ここ1週間で90人以上が感染、確保している225の病床のうちの4分の1以上が埋まり、今後の感染増では医療体制にも問題が生じるとして早めの警報を発した。
21日に長崎市で感染が確認された16人のうち6人は、市中心部の飲食店などを対象にした無料検査で陽性が確認された。
6人はスナックや居酒屋などいずれも違う飲食店の従業員らだという。
以上、
全国の自治体の一部は、こうした積極的な感染検査を実施し、陽性者を隔離し、ほかの人に感染させないように、感染が拡大しないように努力している。
福岡市でも市役所の玄関口にPCR検査の検体採取用のバスを固定設置し、指定地域の飲食店の関係者らに対して無料で感染検査を行っている。指定地域を順繰りに変えていくそうだ。
感染爆発地帯の東京も大阪も名古屋も札幌もそうしたことを行ってこなかったことから、手がつけられない状態の感染者が出続けている。火災と同じく、初期消火活動がすべて。
事業継続も困難になる飲食店の営業時間短縮などの前に、行政側がこうした積極的な検査を行い、そのうえで、最後の手段として行うべきだろうが・・・。
アゴばかりではどうにもならん。