アイコン きょう、2月3日(木)2022(寅)長崎県知事選が告示される。


中村法道知事

きょう、2月3日(木)2022(寅)長崎県知事選が告示され、20日投開票が行われ、20日午後10時頃には戦後公選知事としては第20代長崎県知事が誕生する。

立候補が予定されているのは現職の中村法道氏、医師の大石賢吾氏、会社社長の宮沢由彦氏、市民団体代表の寺田浩彦氏、それに元大学助手の田中隆治氏の5名が出馬する。

今回の選挙はコロナ禍ということもあり、決起集会など多くの人を集めて開く演説会も難しくなり、専ら街頭での呼びかけやSNS等を駆使した選挙戦が勝敗に影響するという過去に経験したことない異様な選挙戦である。

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特に現職の中村氏は知事という重責を担っているという立場からコロナ対策に専念せざるを得ないことから、自らの出陣式にも出席できるか危ぶまれている。

中村氏は当面は選挙カーにさえ乗らず、街頭演説も控えるなど、かつて経験したこともない厳しい選挙戦が予想される。

新人の大石氏を推薦する自民党県連も一部の権力者による推薦候補者選考委員会の強引な決め方に反発した多くの党員が現職の中村氏の応援に回るなど、自民党長崎県連の混乱は今回の知事選だけでは収まりそうもなく、選挙後の党運営にも大きく影響しそうだ。

大石陣営としても県議27名、国会議員5名全員が大石氏の応援に回るものと思っていたところ、多数の県議、国会議員が現職の中村陣営の応援に回ったこともあり、急遽、作戦を変更、維新の会への傾倒を強めている。

大石氏の選対本部も選対長を自民党県連の(ごうまなみ県議)が務めているが、自民党県連の総務委員長として今回の分裂選挙の責任も取らないまま大石候補の選対長就任には疑問視というか呆れる声も大きい。大石陣営からは(ごうまなみ県議)が選対長として選挙を切り盛りできるのかとの不安視する声もチラホラ聞こえてくる。
はっきり言って大石氏が連携を強めている維新の会と対極にあるのが(ごうまなみ県議)が従属する谷川弥一、金子原二郎氏だからである。

大石賢吾
混乱する自民県連の山本啓介幹事長から推薦状を貰う大石氏

そこにきて、大石陣営が雇っている選挙コンサルタントの大濵崎琢磨氏(33歳)が極めて維新の会に近いこともあり、大石氏の公約も退職金ゼロ円とか少子化対策とか維新の会色を強めてきている。

近く、大阪市長の吉村洋文市長からのメッセージも届くとの情報も寄せられていることから、維新の会とは距離がある公明党の動きが今後、気になるところである。
気になると言えば、知事選の結果次第では大石氏が今夏の参議院選挙へ出馬するのではないかと言われていることから、公明党ばかりか、夏の参議院選挙で再選を目指す金子原二郎氏にとっては頭の痛い問題となっている。

今日の友は明日の敵ということにもなり得るのが政治の世界である。

また、政治の世界では一寸先は闇ともいうが、維新の先も闇、知事選の結果次第では4ヶ月後の参議院選挙は立憲民主党候補・白川鮎美、維新の会候補・大石賢吾、自民党候補・金子原二郎の三つ巴の選挙だって夢ではない。

インターネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次

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[ 2022年2月 3日 ]
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