新コロナワクチンはインフルエンザワクチン同様、基礎疾患や既往症を持つ高齢者には負担が大きく、新コロナウイルスはいくら高齢者の致死率が高くても、ワクチンを接種して亡くなるならば、摂取しなかった方が良いという結果になる。
日本ではインフルエンザワクチンで亡くなる人は年に公称1~3人と僅少であるが、ワクチン接種により既往症等を悪化させ1週間以内に亡くなる人は1000人以上いるという。
一方、インフルエンザに感染して亡くなる人は年間3500人程度、基礎疾患との合併症を招き亡くなった人などを含めると1万人あまりになるという。
そのため国はワクチンを進めているが、予防用のワクチンで亡くなったら何のためにワクチンを接種したかわからなくなる。それが1000人あまりもいるとなればなおさらのことだ。
お国は国民を恐怖に陥れてはならぬと変な屁理屈をこねて亡くなったことを隠蔽し公表しないだろうが、いまやSNSの世界、多くの人が接種し亡くなればすぐ伝播し、怖くて誰も接種しなくなる可能性もある。
そうしたことから、2月下旬から始まるワクチン接種、第3優先順位(3月下旬開始)の高齢者を実験台に使用せず、50代、60代を先に接種させるべきではなかろうか。
高齢者でも実績作りに闇雲に接種せず、高齢の基礎疾患者などは接種を取りやめるべきだ。
<ノルウェーでは>
ノルウェー公衆保険研究所は、「米ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた高齢者29人が死亡した」と明らかにしたほか、「ノルウェーを含めた多くの欧州諸国が、ファイザーから、ワクチンの供給をしばらく減らすとの通知を受けた」としたという。
ノルウェー公衆保険研究所の発表によると、うち13人に対する評価結果から、死亡した原因は、ワクチンの副反応による発熱や吐気などと関係があり、こうした副反応が原因で、体調を崩しやすい高齢者が死亡した可能性があるという。
また発表によると、「ファイザー社とドイツのBioNTech SE社が共同で開発したmRNAワクチンの臨床試験の対象には、体調が安定しない人や、急性疾患にかかっている人は入っていなかったほか、試験に参加した85歳以上の高齢者も非常に少なかった。だがノルウェーでは、深刻な基礎疾患がある高齢者にファイザーのワクチンを投与していた」という。
また、「ワクチン接種を受けた後数日間に出る発熱や吐気などの副反応が、深刻な基礎疾患がある人の病状を悪化させる可能性を排除できない。当研究所は、ワクチン接種のガイドラインをすでに更新し、体調を崩しやすい高齢者のワクチン接種に関してさらなる具体的な指導的意見を加えた」としている。