アイコン 新コロナワクチン 接種は病院と町医者をフル動員しよう 2ヶ月で収束

Posted:[ 2021年1月19日 ]

ファイザー製のワクチン、ノルウェーでは高齢疾患者に対して接種させ29人も死亡、処方箋にそうした注意事項が掲載されていなかったことによるものと見られている。コロナウイルスに対する感染予防のためのワクチン、ワクチン接種で死亡すれば亡くなった人にとって100%ワクチンの意味がないどころの問題ではなくなる。

日本では2月下旬から新コロナの第一線で働く医療関係者に対して接種が始まり、3月からほかの医療関係者、3月下旬から高齢者、その後一般の人たちの接種が始まる計画。
ワクチン大臣に河野行革大臣が兼務で就任、組織だった接種体制が望まれる。

米ファイザー製、米モデルナ製、英アスタトラゼネカ製は2回接種(要3週間から1ヶ月間隔)、J&J製は1回の接種となっている。
日本はファイザー製とアスタトラゼネカ製をそれぞれ1.2万回分、計1.2億人分の確保とモデルナ製2千万人分を確保している(ほかにWHOの共同購入もあるが途上国の救済目的)。



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米国では12月14日から接種が始まったが、計画通り進んでいない。バイデン新大統領は1日100万件の接種計画を公表している。
河野大臣がどう具体的に実施させるか検討することだろうが、新コロナ戦争、臨戦態勢で臨まなければ大失敗する可能性もある。

元々厚労省の領域であり、同省は新コロナ防疫の万里の障壁となり続けており、協力しなかったり、抵抗されれば、早期接種完了の実現は不可能だろう。全国の医師会も厚労省と強い気綱で結ばれている。

47都道府県、平均20ヶ所に接種地を設け(計940ヶ所)、1日当たり1ヶ所で1000人に接種した場合、日94万件の接種が可能で、収束すると見られる人口の70%、8800万人に接種するのに93日間を要する。実際は2回接種が必要であり、その倍の半年かかることになる。バイデン大統領の計画と似た数値となる。

3ヶ月で収束させるには、接種地を40ヶ所にするか、日当たりの接種を2000人に対して行うしかない。
逆に都道府県の平均で10ヶ所(470ヶ所)、日々1000件ならば、70%に至るまで1年間を要することになる。

これらをすべてクリアするには、熱がなければ町医者で接種させれば実現できる。物流の問題はあるだろうが、極低温配送システムを構築すれば、日本には8300ヶ所の病院と10万1000ヶ所の町医者(歯科除外)があり、フル動員すれば、約11万ヶ所で接種可能となり、日々平均50人を接種したところで、1日当たり550万人に接種可能となる。40日間で国民のほぼ全員が接種できる計算であり、東京五輪の実現も夢ではなくなる。
実際、半分でも接種可能にしても225万人が接種でき、2ヶ月で6750万人が2回接種を終えることができ、ほぼ集団免疫が構成される水準に達する。

町医者は厚労省の護送船団方式により、利益を享受できるシステムにしてもらった。一方で、公立病院を減らし続けてきた厚労省の医療行政。昨年1月までは全国でさらに400ヶ所あまりを減らそうとしていたが、新コロナ発生により厚労省は急遽止めている。
町医者はここで国民のため一肌脱がなければいつ脱ぐというのだろう。お坊ちゃまが超高級外車を乗り回している町医者も多い。

これを実現したら、菅首相の評価はいっぺんに高まり、河野氏も首相になる可能性も見えてくる。しかし、失敗した場合、河野氏の実力が国民から問われ、首相ともども陽の目を見なくなるだろう。
医者、物流、機器に対する政府の積極性と国民の意識しだいで新コロナはワクチン接種が始まり次第、2ヶ月間で収束する。
今からでも間に合う。

現状、国はのん気な接種計画しか考えていないのが実情。その間、国民の何人死ねば、また後遺症に苦しめばいいのだろうか。

低温保管機器の半分は、発展途上国に格安で販売するか、無料で提供すれば喜ばれることだろう。

 

 


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