アイコン モデルナ製ワクチン 英国型には効果 南ア型は問題・追加導入へ

Posted:[ 2021年1月26日 ]

米製薬会社モデルナ社が自社の新型コロナウイルスワクチンが、英国と南アフリカ共和国で発生した変異種ウイルスに対しても予防効果を示したと明らかにした。
しかし、南アフリカ共和国型の変異種ウイルスには効果が大幅に落ちることが明らかにした。

ロイター通信などによると、モデルナは米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)と共同で進めた実験で自社のワクチンが変異種ウイルスにもウイルス中和抗体を生成したという結果を発表した。
しかし、南ア型の変異種ウイルスに対してはモデルナのワクチンが一般の新コロナウイルスに比べて6分の1水準の中和抗体を生成することにとどまったという。

これを受け、モデルナの最高経営者(CEO)ステファン・バンセル氏は「南ア型の変異種ウイルスに対抗した追加の『ブースターワクチン』の導入のために臨床実験を行う」と明らかにした。

モデルナは米国立衛生研究所(NIH)と共同で進めた南ア・英国型の変異種対象の研究結果を近いうちに公開して科学界全体が分析できるように提供する予定。
以上、



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ブラジル型もある。世界ではまだ明らかにされていない脅威のCOVID-19変異種があるかも知れず、また新たに育成されるかもしれない。
中国当局は中国製ワクチンは変異種にも有効だったと発表した。ただ、英国型・南ア型の両方なのかどうかは不明。中国はブラジル・サンパウロで大規模臨床を行い、ワクチン接種も開始している。当然、ブラジル型変異種に対応するかどうかは接種後実証されることになる。
中国製ワクチンは数社がすでに承認を受けており、どの社のワクチンが有効だったかについては触れていない。

日本は、モデルナ社ワクチンを5000万回分(2500人分)確保している。供給時期は年内のようだがすべて未定。
ファイザー製ワクチンについては厚労省の杜撰な契約が大問題にならない、問題にしない日本国政府。ワクチン接種後、ファイザーを日本から追い出す気構えも必要ではないのだろうか。

 


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