アイコン アストラゼネカ製ワクチン ドイツ65歳以上使用せず  ワクチン大臣どうすんだろ

Posted:[ 2021年1月29日 ]

日本はアストラゼネカ製ワクチンを1.2億回分購入契約し、3月までに3000万回分納品もされる。
アストラゼネカ製のワクチンは、臨床試験で規定量でのワクチンでの有効性は70%、正式臨床に認められない半分に希釈したワクチンでは90%だった。高齢者の臨床試験数が不足していたとして使用認可申請で指摘され、12月に追加して臨床試験を行っていたが、中途半端で臨床を終え、再び申請していたようだ。

ドイツ当局は28日、新型コロナウイルスに対応した英アストラゼネカ製のワクチンについて、65歳以上の高齢者への使用を推奨しないとの考えをまとめた。
高齢者に対する効果について、十分なデータが得られていないためだという。英フィナンシャル・タイムズや複数のドイツメディアが報じた。
ドイツの感染症対策の司令塔であるロベルト・コッホ研究所のワクチン委員会の見解では、18~64歳に対してのみ接種を行うとしている。

アストラゼネカ社には司令塔がいないのか、ブラジルで死亡者が発生してブラジルでの臨床を中断、その後、臨床治験を再開させていたが、幅広い年齢層に行う治験で、高齢者に対する治験が少なかったという。何を考えているのだろうか。そのため追加して臨床試験を実施していた。



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今回ドイツから指摘されたのだが、追加して行っていた臨床試験は何だったのだろうか。何かいいころ加減なアストラゼネカ社のようである。ワクチン開発で先行していたアストラゼネカ社、しかし、ファイザーとモデルナに遅れをとり、失地回復のため、ろくに高齢者の臨床データも取らずドイツに申請していたようだ。

同社のワクチンは低温保管が可能(ファイザーはマイナス75度、モデルナはマイナス20度)で、物流に影響しないことから、医療機関には重宝なワクチン。
日本のワクチン大臣はどうするのだろうか。

どこの国も感染症やワクチンの専門家が防疫対策のリーダーを務めているが、有耶無耶にすることが大好きな日本の政治家はわけのわからない尾身さんを諮問機関(=政府分科会)のリーダーに据えているものの、何の権限もなく、単なるアドバイザー、それもコロコロ発言が変わる爺さん。

日本の新コロナ感染症に対する防疫対策は、昨年2月の段階で日本も武漢のように即パニックになることを前提にコトを進め、当時の専門家会議も政府分科会も医師会も当初から下駄を履き違え出発していた。
それでも第一次宣言で減少(全国での日発生数25人程度)させたときに体制を立て直していたら、今日の状況には至らなかったろうが、一度決めたらてこでも動かない官僚主義が知事や政治家たちに蔓延、その結果が検査一部放棄、入院施設不足、大量の隔離施設(ホテル)不足、3~4万人という入院・施設等手配中含む自宅隔離者、自己管理させる自宅隔離者、自宅隔離者に多くの死亡者発生という現実に行き着いている。

アストラゼネカ製ワクチンは9000万回分を日本で製造することになっている。どうするのだろうかワクチン大臣は・・・。
ワクチン大臣がやりそうなことはデータを公表・開示せず、日本でもこれまでに臨床治験を行い問題なかったとして、高齢者に対しても接種を進める確率は99.9%ではないだろうか。
ファイザー製ワクチンは、ノルウェーで基礎疾患者の高齢者に接種して29人が亡くなっている(ただ、アメリカでは高齢者を選別しているのか死亡者は発生していない、唯一、50代のガンを治療中の医師が亡くなっている。ガンを患っている人は敬遠した方がよさそうだ)。
一番危惧されるのは、日本では高齢者や基礎疾患者を優先して接種することになっているが、そこで大量死でもあれば、一般の人たちの接種率が大幅に減少し、結果、集団免疫が構成されず、チンタラ新コロナの感染者が出続けることになることだろうか。


 

 


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