アイコン 半グレの進化に対抗できない警視庁、4組織統合の大改編へ 暴力団弱体化進む

Posted:[ 2021年3月 1日 ]

暴力団と違って半グレ集団は組織があってないようで、集団によってまったく異なる。
・旧関東連合や怒羅権(中国帰国者2世・3世核)や大阪南のアマチュア総合格闘技団体「強者(つわもの)」に代表される(現在30代~40代)半グレ
・オレオレ詐欺の実行犯
・正業を持つ半グレグループ
・元暴アウトロー
のパターンとされ、利によって簡単に有機的に結びつき、利になれば暴力団員ともつながる。

<組織大改編>
来春、警視庁は、半グレの進化に対策に追いつかず、組織大改編に乗り出すという。
1、暴力団対策を行う組織犯罪対策部組織犯罪対策第3課
2、暴力団事件を扱う組織犯罪対策第4課(マル暴)、
3、マネーロンダリング事件を扱う組織犯罪対策総務課
4、半グレ集団担当の組織犯罪対策特別捜査隊
を統合する運びになると『週刊朝日オンライン』が報じている。



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「組対3課と同4課の統合の背景には、都内の暴力団が減少していることがある。結果、組対3課と同4課の仕事が減っている。しかし、準暴力団に認定されている半グレ集団は、暴対法や暴排条例の対象にならない。半グレは知能犯化して勢力を伸ばしている。暴力団以上のシノギをしている集団もある」(捜査関係者)

半グレ集団の存在が注目されるようになったのは2005年ごろ。2010年には歌舞伎俳優の市川海老蔵殴打事件で、関東連合が世間を震撼させた。
「2年後の2012年には関東連合による六本木襲撃事件で、一般人が人違いで殺害された。この事件の引き金は2008年の西新宿撲殺事件だった。関東連合の関係者と思われる男性が西新宿の路上で、目出し帽を被った集団から金属バットで撲殺された。六本木襲撃事件は西新宿事件の報復で、首謀者と間違われた一般人が巻き添えになった事件」

<実態がつかみづらい半グレ集団>
警察庁は2013年3月に
関東連合OB、
チャイニーズドラゴン、
打越スペクターOB、
大田連合OB、
関西ではO7(アウトセブン)、
アビス
など8集団を準暴力団として発表している。

この数は氷山の一角。実際は数倍に上るという。組対総務課と統合しても、組対特別捜査隊は手が足ないとされる。
半グレ集団の稼ぎは、特殊詐欺、仮想通貨販売、金の密輸、違法薬物製造・販売など多岐にわたり、一部暴力団の資金源にもなっている。

半グレは離合集散を繰り返す傾向があるため、実態がつかみづらく、警視庁の組対部内の統合は、半グレ取り締まりの弱体化につながることが懸念されているという。
そこで、関係部門を大統合させてたいおうするという。
以上、週間実話記事参照

暴力団は一応義理・任侠の世界、組織に拘束されるが、半グレは組織があってないような組織、一部の半グレの凶暴性は暴力団より上だと言われている。
しかし、今時の若者は上下関係や拘束されることを嫌い暴力団へは行かず、こうした半グレ集団に入り込むという。半グレは利に向け有機的に緩やかな組織どうしが結びつき結束して動き、終われば解散、つかみどころがなく、摘発しても全体像を捉えることは難しいとされ、逮捕も氷山の一角しかできず、追求もできなかった。
これまでの暴力団対策のような対応では対応できなくなっていることから、警視庁は組織を大改編して、増加し続ける半グレ集団の撲滅に本腰を入れるようだ。

 

 

 


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