ちまたではワクチン接種しても感染するとか述べられているが、今日の感染者の大幅増加は、感染世代の接種が遅れていることによるもの。
現在の感染爆発のデルタ株では、ワクチン接種しても12%(ファイザー製ワクチン2回完了後2週間経過者)は感染するとその有効性の限界を報告している。
12%の人はウイルスに対してブレークスルー感染するリスクを有する。接種対象が国民全員であり、1億人接種完了しても、接種完了者の1200万人に感染するリスクがある。
ただ、感染しても接種者完了者は97%前後という高い確率で重症化を防ぐことができるという調査結果が発表されている。
そうしたブレークスルー感染者であっても人様に感染させる力はあり、注意を要する。
また、3月までに接種完了した人は、ワクチン接種で育成した中和抗体が6ヶ月で減少することから、10月からブースターショット(追加接種)を接種する必要性が生じる。接種しなければ感染リスクが高くなる(イスラエルで判明、ファイザーもその必要性を発表している)。ブースターショットした場合、中和抗体数量がそれまでより大幅に増加するとされ、感染リスクは大幅に低下するものと見られる。