地域別倒産危険度ランキング2021【東京・ワースト245社】
新型コロナウイルスの感染拡大により多くの企業が打撃を受け、倒産事情は激変している。経営リスクの高い企業を見分ける手引きとなるのが、公開情報から算出した「倒産危険度(Zスコア)」だ。
米国の経済学者、エドワード・アルトマン氏が1968年に考案したもので、短期的な資金繰りの圧迫度や負債の負担度合い、売り上げや利益を生み出す効率性など、五つの指標の合計値により算出される。
ホテル・旅館8月の倒産、9件 負債53億円
帝国データバンクによると、今年8月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は9件、負債総額は53億4400万円だった。件数は前年同月比5件、前月比3件それぞれ増加(125.0%増、50.0%増)。今年に入り、単月では3月に次いで2番目に多かったが、5カ月連続で1桁台となった。