アイコン 追報:クリーニング店の「伊勢津ドライ」/民事再生手続廃止、破産へ <大阪>

Posted:[ 2021年9月10日 ]

続報。クリーニング店運営の(株)伊勢津ドライ(所在地:大阪府交野市星田北1丁目*** )は9月1日付、大阪地裁において再生手続の廃止を受けました。官報より参照。

民事再生申請時の負債総額は約7.5億円。

同社は大阪や奈良などに4ヶ所の工場を持ち、クリーニング店を主にスーパーに併設する出店形態で店舗展開。



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「百円クリーング」として以前は百店舗あまり出店し10万人以上の会員を獲得していた。しかし、競合激化や消費不況から各地に設置されるコインランドリーなどの影響も受け、同社は不採算店も多くなり店舗数の縮小を図ってきた。

しかし、店舗撤退により財務内容の悪化を招き、借入金も大きく、経営不振に陥った。2019年には中小企業再生支援協議会の支援の下、再建に着手。ところが2020年になると予期せぬ新コロナの疫病、外出自粛・テレワークの増加などにより客数が減少し続け、ここにきて資金繰りも急悪化、民事再生を申請、決定となっていたが、今回の事態に至った。

保全管理人には「はばたき綜合法律事務所」の服部敬弁護士(所在地:大阪市北区西天満4丁目8番17号宇治電ビルディング11階)が選任されている。

事件番号は令和3年(再)第3号となっています。

 

既報記事
民事再生開始決定/(株)伊勢津ドライ 大阪倒産情報


 

 


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