ハンバーガー店の倒産が急増、店舗乱立で競争が激化
2021年度のハンバーガー店の倒産は6件(前年度1件)で、このうち5件はコロナ関連倒産だった。コロナ禍が生んだブームの陰で、好調と不振の2極化が進む。折しも20年ぶりの円安進行に加え、ロシアのウクライナ侵攻で小麦などの食材が高騰している。2022年度はハンバーガー店の淘汰が加速する可能性も出てきた。ハンバーガー店の倒産(負債1000万円以上)は、2021年度は6件(前年度1件)だった。
後継者難倒産 年度最多の404件、「死亡」と「体調不良」で8割超
2021年度(4-3月)の後継者不在に伴う『後継者難』倒産は404件(前年度比13.8%増)で、4年連続で前年度を上回り、調査を開始した2013年度以降では初めて400件台に乗せた。
負債1000万円以上の倒産(5980件)の6.7%(前年度4.9%)で、構成比は1.8ポイント上昇した。