愛知に拠点を置く、パチンコ機の(株)高尾が民事再生申請したことが判明した。
負債総額は約70億円。
以下要約。
愛知に拠点を置く、パチンコ機の(株)高尾が民事再生申請したことが判明した。
負債総額は約70億円。
以下要約。
経営破綻 要約版 JC-NET版 |
||
1 |
破綻企業名 |
(株)高尾 |
2 |
本社地 |
名古屋市中川区中京南通3-22 |
3 |
代表 |
内ケ島隆寛 |
4 |
創業 |
1950年 |
5 |
設立 |
1979年12月. |
6 |
資本金 |
1200万円 |
7 |
業種 |
パチンコ機の開発製造 |
8 |
有名開発機種 |
「巨人の星」 |
「スパイダーマン」 |
||
「カイジ」 |
||
9 |
売上高 |
以前のピーク期、約240億円 |
2021年12月期、約48億円 |
||
10 |
破綻 |
2022年5月30日. |
民事再生法の適用申請/監督命令 |
||
11 |
申請代理人 |
小幡朋弘弁護士(PLAZA総合法律事務所)ほか |
電話:03-6262-7720 |
||
12 |
監督員 |
佐長功弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所) |
電話:03-3273-2600 |
||
13 |
裁判所 |
東京地方裁判所 |
14 |
負債額 |
約70億円 |
14 |
破綻理由 |
同社はパチンコ機器の開発製造会社、アニメキャラクターを用いた機種などが大ヒットしていた。しかし、IR賭博を導入したい政府は、パチンコ規制強化を続け、パチンコ業界の不況が続くなか、今般の新コロナ事態では最初に感染拡大の思惑から自治体・マスコミあげて袋タタキにし、客はさらに大幅減少していた。 パチンコ機器の入れ替えも、昔は店全部や列で入れ替えていたものの、今や数台の入れ替えを繰り返し、中古での入れ替えも行うなど、パチンコ店業界は厳しい経営が続いている。同社もそうした影響を大きく受け、また同社のパチンコ機器の設定問題などもあり、業績不振に陥っていた。
今後、新コロナ事態で減った客が、政府がウィズコロナ策に転換したことからパチンコ店の経営が回復することを前提に、同社は抜本的に財務体質を改善させ、経営再建をはかるため、今般の民事再生の申請となった。
なお、同社をめぐっては過去、こうした問題も発生していた。 東海TV https://www.tokai-tv.com/newsone/corner/2018103002.html
|