倒産要約版 マルマン水産(株)(静岡)/破産開始決定
マルマン水産(株)(所在地:静岡県沼津市下河原町1丁目*** )は5月18日付、静岡地裁沼津支部において破産手続きの開始決定を受けました。
負債総額は約1.5億円。
以下要約。
経営破綻 要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
マルマン水産(株) |
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本社地 |
静岡県沼津市下河原町1-11-12 |
3 |
代表 |
露木一彰 |
4 |
創業 |
1950年 |
5 |
設立 |
1960年3月. |
6 |
資本金 |
1000万円 |
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業種 |
あじなどの干物加工業者 |
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売上高 |
以前のピーク期、約4億円 |
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破綻 |
2022年5月18日. |
破産手続きの開始決定 |
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破産管財人 |
坂部利夫弁護士(坂部法律事務所) |
電話:055-931-5318 |
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裁判所 |
静岡地裁沼津支部 |
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負債額 |
約1.5億円 |
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事件番号 |
令和4年(フ)第137号 |
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債権届出期間 |
2022年7月8日まで. |
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報告集会 |
2022年9月8日(木)午前11時/詳細は破産管財人まで |
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破綻理由 |
同社はあじなどの干物加工業者、水産商社に卸していた。しかし、専業主婦が少なくなり魚料理が敬遠され、また、地球温暖化や中国が世界中で根こそぎ漁獲することから魚が少なくなり、魚価高騰、同社は売上不振、採算性の悪化から資金繰りにも窮するようになり、今般の事態に至った。
アベノミクス下、低賃金の非正規雇用の拡大により、家計の収入を増加させるため1億総活を推進、専業主婦が大幅に減少し、家庭料理から魚が減少、料飲食店も新コロナ事態で営業が規制され、魚は魚価が上昇する一方、売れなくなった。時はすでにウィズコロナ策に入っており、飲食店も回復途上、最近破綻が多い沼津の魚関係者の回復を期待したい。 |