アイコン 追報: 海苔・鰹節卸業の「信濃屋」/破産手続き開始決定 <さいたま> 新型コロナ関連倒産

Posted:[ 2022年6月23日 ]

海苔・鰹節卸業の(株)信濃屋(所在地:さいたま市大宮区天沼町2丁目*** )は6月14日付、さいたま地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

官報より参照。

負債総額は約9億円。

 同社は海苔、鰹節、お茶の老舗の専門卸業者、わさびやガリなど寿司関連食材も扱い、都心や関東一円のすし店や和食店などを販路としていた。また贈答品や百貨店での販売のほか取扱品の直売店も有していた。しかし、デフレ経済の消費不況から飲食店の業績は悪化、それに伴い同社の売上高は減少、同業者との競争激化により採算性も低迷していた。

こうしたなか発生した今般の新コロナ事態では、販売先の飲食店が営業時間規制を受け、同社の売上高は大幅に減少するとともに、取扱品の賞味期限から在庫処分もあり、大幅な赤字が続く結果となっていた。同社はこれまでの業容拡大に伴い借入金も大きく、経営不振に陥る中、代表の矢崎博氏が今年に入り逝去、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。



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破産管財人には、吉澤俊一弁護士が選任されているとのこと。

財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和4年11月21日午前11時。

事件番号は令和4年(フ)第728号となっています。

 

既報記事
海苔・鰹節卸業の(株)信濃屋(埼玉)/事業停止・弁護士一任 新型コロナ関連倒産



 

 

 


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