倒産要約版 石岡酒造(株)(茨城)/破産開始決定 銘酒「筑波」
茨城に拠点をおく、石岡酒造(株)が破産開始決定を受けた。
負債総額は約4億円。
以下要約。
破綻 要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
石岡酒造(株) |
2 |
本社 |
茨城県石岡市府中2-2-35 |
3 |
代表取締役 |
冷水貴子 |
4 |
創業 |
江戸時代 |
5 |
設立 |
1972年8月. |
6 |
資本金 |
8000万円 |
7 |
業種 |
酒造会社、 |
8 |
ブランド |
銘酒「白鹿」「筑波」「歳寿」「酔鶴」「歳寿」「米音」 |
9 |
売上高 |
以前のピーク期、約9億円 |
2020年6月期、約1億円 |
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10 |
破たん |
2022年6月17日. |
破産手続きの開始決定 |
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破産管財人 |
小菅稔弁護士(小菅綜合法律事務所) |
電話:029-835-7810 |
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裁判所 |
水戸地裁土浦支部 |
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負債額 |
約4億円 |
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報告集会 |
2022年11月10日(木)午後1時30分/詳細は破産管財人まで |
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破綻事由 |
同社は江戸時代から続く造り酒屋4社が統合して設立された酒造メーカー。「醸造300年之技・日々これ吟味」の製造により数々の賞も受賞し、茨城県を代表する銘酒メーカーの1社であった。しかし、消費者の清酒離れが進み、茨城県自体のブランド化や打ち出しも弱く、全国へ広がることも限られ、同社は清酒離れに対して、各種リキュール類の生産にも展開していたが奏功せず、売上高の減少が続き、今般の新コロナ事態では飲食店の需要も激減し、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。残念。 |