アイコン 5月の鉱工業生産指数 ▲7.2%の大幅ダウン

Posted:[ 2022年6月30日 ]

経産省によると、5月の鉱工業生産指数の速報値は、2015年を100とした指数で88.3となり、前月を▲7.2%下回って2ヶ月連続の低下となった。
生産の業種別では、15業種のうち13業種で低下、うちトラックや自動車などが▲8.0%低下、ほかリチウムイオン蓄電池やエアコンなども▲11.3%低下、業種としては自動車工業、電気・情報通信機械工業、生産用機械工業等が低下、一方、無機・有機化学工業、石油・石炭製品工業の2業種は上昇した。

これは新コロナ感染拡大に伴う中国 上海の外出制限の影響で、自動車部品の生産や物流が停滞したことが主な要因となっている。
以上、

6月には上海ではロックダウンが解除されたが、まだ各地で燻っており、本調子に戻るには時間がかかる。

 



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日本企業の工場が中国へ出て行ってしまい、中国で生産した部材がロックダウンで日本へ送り込まれず、また中国企業が製造する輸入対象の部品・部材も滞り、日本の製造業はその直撃を受けている。

中国だけの問題ならば時間が解決しようが、資源・エネルギー・部品部材の高騰、インフレ、対する金利高で米経済は急速に悪化してきており、更なる米金利高も必至な状況、造っても売れない時代が到来する可能性もある。

SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も2月には4,000ポイントを一時超えていたが、6月30日の2,573Pまで一貫して下がっている。
バルチック海運指数も昨年10月の5,650Pから12月には2,000P台に、6月30日も2,186Pと5月下旬から一貫して下がっている。

バイデンは巨額の1.9兆ドルを新コロナ経済対策としてバラ撒き、応じた米ハゲタカたちにより狂乱物価突入、バイデンは今度はインフレ退治に金利を上昇させ、尻拭い、自作自演、当の本人は世界への影響など知ったことかと、世界各国は大迷惑。経済面では計画的に米中貿易戦争を仕掛けたトランプより、意識がないだけにタチが悪い。

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