アイコン 旧統一教会の「賛同会員」の井上義行議員釈明 現職・宮島氏の出馬を断念させた男

Posted:[ 2022年8月 3日 ]

旧統一教会の「賛同会員」で、7月の参議院選挙の比例代表で当選した自民党の井上義行議員は8月3日、「お騒がせ、ご心配をかけていることをお詫び申し上げる」とのコメントを発表した。  
井上議員は3日「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)および関連団体との関係につきまして、お騒がせ、またはご心配をおかけしていますことをお詫び申し上げます」とするコメントを発表した。
その上で、「信徒ではなく、政策として掲げている6つの国づくりに賛同を得られたことから『賛同会員』と呼ばれている。なお、賛同にあたり、申込書や会費、寄付の提示は受けていません」と強調した。
井上議員はまた、「当該団体に関して指摘されている問題につきましては、党とも相談の上、適切に対応してまいりたい」とした。
以上、

井上義行議員は安倍氏の官房長官時代からの秘書官。第一次安倍政権後は、みんなの党など転々と渡り歩き、2016年に清和会(細田派)に客員会員に、現安倍派に在籍し、2022年の参議選に統一教会の支援を受け当選した。

 



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宮島喜文参議(安倍派)は2016年選挙の比例代表で当選、その際、伊達忠一参議員議長(細田派=安倍派)が統一教会に支援を受けさせるため安倍氏に要請、安倍氏が承諾して当選した経緯があり、詳細を伊達忠一元参議(2019年に引退)がHTBの取材で話している。

(伊達氏も宮島氏も臨床検査技師出身で同団体の支援を受けての出馬、ただ団体の組織票だけでは当選しない実情があった。伊達氏は宮島氏を政界での後継者にしたかったようで安倍氏に断られ、安倍氏も今はおらず、憤慨も含め内情を今回話したものと見られる。)
それによると、
宮島氏は、今回の選挙でも安倍氏に統一教会の支援を求めたが、今回は断せれ、安倍氏は井上義行氏を統一教会に支援させることを決定したという。
宮島氏は今回の選挙で党の公認を受けながら、統一教会の支援を受けられなくなり、出馬を断念したという。

宮島氏は、今回の選挙でも統一教会に支援してもらおうと一生懸命、統一教会系の自民党の任意組織「日本・世界平和議員連合懇談会」の事務局長を務め、当懇談会の顧問の統一教会系「勝共連合会長」かつ「世界平和青年連合日本代表」かつ「天宇平和連合=UPF-Japan会長」である梶栗正義氏に取り入っていたようだが、統一教会の支援する候補者の決定権は梶栗正義氏にはなく、安倍氏にあり、宮島氏は安倍派でありながら支援を受けられず、統一教会関係に対するこれまでの努力の甲斐もなく、出馬を辞退する羽目に陥った。

宮島氏は臨床検査業界団体をバックにしているが、規模が小さく、統一教会の支援がなければ当選は難しいと判断したようだ。

次回は
週刊誌のネタになった統一教会が関係する自民党の任意組織「日本・世界平和議員連合懇談会」について自民党議員の先生方を紹介する。


 

 


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