同社は中間期について、国内の建設市場は公共工事、民間工事の発注ともに概ね堅調に推移しているものの、原材料価格の高騰等による企業の設備投資意欲の減退が懸念されることなどから、受注環境についても先行きが見通せない状況が続いているとしている。前期の問題もあり悲観的な見方が支配している。
前期は千曲川の災害復旧河川工事で1.3万ヶ所に及ぶデタラメ工事が発覚し、全面工事のやり直しが発生、そのため大きく利益を損ねたが、今期の利益率は戻ると思われたものの資材高・経費高に直面している。
前期は改修工事現場で火災まで発生させていた(保険適用でほとんど損失なし)。
また、当問題は今期も土木の営業利益に影響しているものと見られ、さらに受注活動に大きな支障をもたらしている。
天下の大林も現在の経営陣は人を創らなかったのだろう。当時の現場所長はどんな人だったのだろうか。過去の担当案件も調査する必要があるのかもしれない。