トルコ北西部の都市ブルサ(イスタンブールの南方)で1月23日早朝出現した奇妙な形の雲、色は朝焼けで赤いがなんとも不思議な形「レンズ雲」(富士山のはなれ笠もその一種)。
その2週間後の2月6日早朝04時17分にトルコ南部で発生したM7.7(深度7キロ)の大地震を予知したものだったのだろうか(現地の発表値)。
6日04時17分、トルコ南部カフラマンマラシュ州のパザルジュク地区を震源としたM7.7 の地震が発生、その後、13時24分にもパザルジュク地区北方の同州エルビスタン地区を震源としたM7.6の余震が発生したと現地Birgun紙が報じている。
この2つの地震での被害は近隣10州に及び、南で隣接するシリア北部(北部中心都市はアレッポ)も建物の倒壊により多くの犠牲者が発生している。
まだ被害の全容は見えておらず、トルコ全土では6日までに確認されている分だけで1600人あまりが亡くなり、1万人あまりが負傷、3,471の建物が倒壊。