米国のインフレ退治の高金利に経済低迷し、シカゴ取引所の商品価格は1年前と比べ大幅に値下がりしている。ただ、新コロナ前の2019年12月末の相場に対しては下記品目のチーズを除き全品目まだ高くなっている。今後、ゼロコロナ策下、個人預金を300兆円増加させた14億人の中国が、ウィズコロナ策に転じ、先に中国旅行者の受け入れを緩和したタイなどへの中国旅行客が押し寄せている。中国内の渋滞状況も大幅に増加し、経済活動が活発になっている。外食や買い物も大幅に増加し、ブランド品が再び大盛況になっているという。
当然、こうした購買力の強さはインフレを招き、国際商品価格の高騰が、米国主導から中国主導になる可能性もある。