佐賀県は24日、佐賀県鹿島市重ノ木の養鶏場で多数のニワトリが死んでいるのが見つかり、死んだ鶏の簡易検査の結果、鳥インフルエンザウイルスに感染した疑いがあることが分かった。詳しい遺伝子検査の結果は25日午前中にも判明する見通し。
1、感染が確認された場合、県はこの養鶏場で飼育されている約4万羽のニワトリを殺処分する方針。
2、半径10キロ以内にある養鶏場を対象にニワトリなどの搬出を禁止する指示を出すことにしている。
養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認されれば、今シーズンでは全国初のケースになる。
鶏以外では10月4日のアシブトカラスから検出され、これまでに全国で25件確認されている。ただ、九州では出水のカモ類と環境資料水から検出されているほかはなかった。