アイコン ホンダ・日産を追い抜いた現代自G 2023年通期絶好調

Posted:[ 2024年1月29日 ]

韓国完成車最大手の現代自動車と同2位で子会社の起亜が25日、2023年通期(1~12月)の決算を発表した。
本業の儲けを示す営業利益は2社合わせると27兆ウォン(約2兆9800億円)に迫り、世界大手の一角を占めるようになってきている。
 現代自Gの広告宣伝はK-POPPなどを採用し全世界で物量作戦を続けている。

米国では23年1月からEV補助金が出てEVは売れており、コストパフォーマンスに優れた現代Gは、EV・FCVまでフルバリエーションを持ち絶好調。EVは高くても売れ大儲かり。ただ、環境派での普及は一巡したとされ、補助金があっても高く、自動車ローンの金利高、充電スタンドのインフラ問題、下取り価格問題など問題が改めて浮上してきている。

 



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昨秋からEV販売増加率が鈍化、EV専門のテスラの場合、値引き合戦の販売競争となっており、営業利益率を大幅に落としている。

現代自G(現代自+起亜)の営業利益率は10.2%を記録し、収益性の面で高級車メーカーや電動化時代の最大のライバルであるテスラを超えた。

現代と起亜の営業利益が急増したのは、北米市場での販売好調に加え、エコカーや高級ブランド「ジェネシス」、多目的スポーツ車(SUV)や多目的レジャー車(RV)など高付加価値モデルの販売が好調だったためで、2社はこれらの強みを背景に24年も世界販売台数トップ3のメーカーとしての足場を更に固める見通し。

 現代と起亜がこの日発表した2023年通期の決算を合計すると、売上高は前年比14.8%増の262兆4720億ウォン、営業利益は56.7%増の26兆7348億ウォとなり、ともに過去最高を更新している。
これまでは22年に記録した売上高228兆7105億ウォン、営業利益17兆580億ウォンが最高だった。営業利益は約100兆ウォン増加した。


 

 


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